2日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分=関西地区)では、大阪・関西万博でオープンしたばかりのインド館をこの日も中継。インド出身のラジオパーソナリティーで俳優のサニー・フランシス(60)が出演し、ポイントについて解説した。
同番組では、工事が遅れていたインド館を連日のようにリポート。前日1日にオープンすると、お笑いタレント友田オレ(23)が展示などを紹介したが、「なんですかこれ?」「臆測です」と困惑しながらのリポートに。そこでこの日は、インド出身で日本に30年在住しているフランシスが登場し、改めて展示について解説することとなった。
インド館の外にある水車のようなオブジェについて、フランシスは「インド人でまず知らない人はいない、“コナーラクの車輪”なんです」と説明。
オリッサ州コナーラクの世界遺産・スーリヤ寺院にあるこの車輪は、太陽を象徴しており「時計とかがまだない時代に、インドではこれがあるから時間とか、月とか全部分かる、天文学的なものなんですよ」と解説。インド国旗にもこの車輪が描かれていることに言及し、「札(紙幣)の裏にも載ってるんです」と話した。
さらに、館内にある菩提(ぼだい)樹のオブジェの意味について「菩提樹の木はインド人にとってすごい象徴的で、聖なる木」とも説明。菩提樹には、日本の文化である短冊がつり下げられており、「インドと日本の合併作。インドには短冊はない」などと語った。
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スタジオでリポートを見ていた小籔千豊(51)は以前、万博について「僕は行かない」と話していたことから、フランシスが「スタジオで小籔さんがずっと『へえ、へえ』って言ってるけど、ほんまに興味あるんかな?」と問いかけた。
小籔が「あります、あります。僕、この番組のおかげで、一番興味あるパビリオンはインド館です」と応じると、フランシスは「ほんまかいな? ちょっと信じられへんな、その話」と少々疑っていた。
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