『ダウンタウンDX』演出・プロデューサー、読売テレビ退社していた　“次の時代”へIT企業の顧問就任

　読売テレビ『ダウンタウンDX』の演出・プロデューサーを歴任した西田二郎氏が、同局を退社していたことが、分かった。IT企業のエビリーが5月1日、顧問に迎えたことを発表した。

【画像】『ダウンタウンDX』西田二郎氏が退社→オンラインイベント

　西田氏は、3月31日にインスタグラムで「読売テレビをこの度3/31をもって卒業し、飛び立ちます!!」と明らかにしていた。エビリーは「テレビ業界において数々の話題作を世に送り出してきた西田二郎氏を、2025年4月1日付で顧問として迎え入れたことをお知らせいたします」と明らかにした。

　エビリーは「本取り組みにより、エビリーが持つデジタル領域におけるデータ分析力と、西田氏の豊富な番組制作経験と独自のクリエイティブ視点が融合することで、企業の動画活用やYouTube施策に対して、より実践的かつ魅力的な提案を可能とします」と伝えた。

　また「テレビとYouTubeの垣根を越える、“次の時代”の動画活用へ」とし、「このたびの顧問就任により、エビリーが提供するYouTubeチャンネル運用支援や企業向け動画施策において、『データ』と『企画・演出力』が組み合わさった、新たな動画活用の価値創出を目指します」としている。

　エビリーは、クラウド型動画配信などの「SaaS事業」、インフルエンサーマーケティングやYouTubeチャンネル運用などの「Solution事業」などを展開。

　西田氏の顧問就任記念として、5月20日午後6時30分〜8時（予定）で「テレビの企画力×データ分析力　元ダウンタウンのDX演出・プロデューサーの西田二郎氏と語るYouTubeの未来」と題したオンライントークイベントを実施する。出演は、西田氏とエビリー代表の中川恵介氏。

■西田治郎氏プロフィール
読売テレビにて『ダウンタウンDX』など主にバラエティコンテンツを演出、プロデュース。『水曜どうでしょう』藤村忠寿とともに一般社団法人未来のテレビを考える会の代表として全国のテレビ局に向けての取り組みほか、宮川大輔、みちょぱ（池田美優）、ノブコブ吉村（「平成ノブシコブシ」の吉村崇）、のんと一緒にYouTubeと放送と広告の新しいフレーム「越境放送」を開発するなどテレビの枠を飛び出して活動。2025年4月に株式会社エビリー 顧問に就任。