『WEST.LIVE TOUR 2025 A.H.O.-Audio Hang Out-』横浜公演初日の模様 7人組グループ・WEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕(※濱=異体字)、小瀧望)が2日、横浜アリーナで『WEST.LIVE TOUR 2025 A.H.O.-Audio Hang Out-』横浜初日公演を開催。“アホかっこいい”WEST.流のエンタメが満載で1万5000人を熱狂した同公演の模様をリポートする。(以下、ネタバレを含みます)。
11周年イヤーに突入したWEST.による11枚目のフルアルバム『A.H.O. -Audio Hang Out-』は“Audio Hang Out”=音で遊ぶ、という意味の通り、遊び心満載のアルバム収録曲を中心に構成した内容に。そんな同アルバムを藤井が演出のもと、相変わらずの“笑い”も進化した“カッコよさ”も存分に詰め込んだステージとして昇華した。
本編ラストのブロックは渾身(こんしん)のロックコーナーで駆け抜ける。MONGOL800・キヨサク提供のサマーチューン「SOUTH WEST BEACH!!」からスタート。会場を縦横無尽に駆け回り、観客と一緒になって楽しむWEST.の姿はまさに”Audio Hang Out"そのもの。とにかく“楽しい”という気持ちが共鳴し、その場に唯一無二のアツさを生み出す。
アンコールでは「ズンドコパラダイス」「人生は素晴らしい」などヒット曲に乗せ、スタンドを一周し、会場の上の方までしっかり“愛”を伝えると、ラストは、WEST.らしいあたたかさに満ちた新曲「BIG LOVE SONG」。7人で大きなハートポーズを作る振り付けさながら、まさにハートフルな雰囲気に。大きな愛に包まれたまま、最後は桐山の掛け声で「WEST.!!」をファンと一体なって叫び、公演は幕をおろした。
MCではWOWOWとのタッグによってグループの音楽的な魅力に迫る新たなレギュラー音楽番組『WOWOW×WEST. "WESSION“』が6月29日午後9時(全5回)から放送・配信スタートすること、そして10月12日、13日に地元・大阪の万博記念公園で自身初となる主催野外フェス『WESSION FESTIVAL 2025』を開催することも明らかに。それぞれが個性を磨く7人の次なるチャレンジに期待が高まる。