オードリー、日本のインフラを語り合う 若林は八潮市の事故現場へ…埼玉県知事に迫る「なんで、こんな事態になるまで…」

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2025年05月03日 05:00  ORICON NEWS

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『newsオードリー 日本のインフラが大ピンチSP』の模様(C)日本テレビ
 日本テレビ『newsオードリー 日本のインフラが大ピンチSP』が、6日に放送(後3:55 ※関東ローカル)。八潮市で起こった道路陥没事故について、若林正恭が現地取材を敢行し、スタジオで春日俊彰と「日本のインフラ」を語り合う。

【番組カット】スタジオでは…オードリー2人が語り合う

 2025年1月、埼玉県八潮市で突然発生した大規模な道路陥没事故。地面の下にぽっかりと空いた10メートル超の巨大空洞。被害は一部地域に留まらず、周辺12市町村、約120万人に下水使用制限が呼びかけられ、インフラという「見えない基盤」の脆さを、私たちに突きつけた。本来なら誰もが安心して通れるはずの道路が、一瞬で信頼を失う。そんな現場に、若林が自ら立ち、住民たちの声に耳を傾け、そして埼玉県・大野知事に率直な疑問をぶつけた。さらにスタジオでは、オードリーが2人で、日本の当たり前が揺らいでいる現実について、誰にでもわかる言葉で、熱く、語り合う。

 八潮市に向かった若林の目の前には、クレーンが林立し、遮断された道路の向こうにはかつて巨大な穴があった現場が…。埼玉県八潮市から中継された発生当時の映像では、まるで映画のセットのようにぽっかりと崩れた地盤が映し出されていた。「こんな穴、ニュースで見たときはCGかと思った」と感じたという若林。近隣住民たちも、生活に直接影響を受けていました。「車も出せないし、どこに穴が出来るか分からないので、外に出るのも怖い」「小学生の通学路だったんです」と語る。ある商店主は、客足が激減したと苦悩をにじませまた。住民の話を聞きながら若林は、「これは単なる一地域の問題じゃない。“自分たちの町でも明日起きるかもしれない”ってことなんだ」と実感していた。

 「80メートルの迂回路を作るだけで、約90億円です」。埼玉県・大野元裕知事の口から飛び出したのは、インフラ復旧の厳しい現実だった。若林が「なんで、こんな事態になるまで気づけなかったんですか?」と問いかけると、大野知事は「全てのインフラを、十分な予算で、十分な人員で管理できているわけではないんです。自治体の財政も、人手も、限界に来ています」と答える。大野知事は、さらに「すべてを元通りに直すのは、もう現実的ではない。これからは“選択と集中”、つまり『使う町』を絞ることも議論しなければならない」と、インフラと都市の未来像に踏み込んだ発言も飛び出した。

 番組では、今回の八潮市の事故をきっかけに、「newsオードリー」が独自にまとめた【日本インフラ危機MAP】を公開。全国の自治体・国土交通省のデータなどをもとに、「道路橋」「下水道」「トンネル」で“本来は改修すべき”リスクがある場所を“地図で見える”カタチでまとめた。若林は「この地図、見たときゾッとしたよ。住んでいる場所が“赤”になっている人、多いと思う」との感想を口にする。

■オードリーコメント
若林:「“日本はインフラの国だ”っていう思い込みがあった。でも、現場に立ったら、すごく危ういバランスの上に生活が成り立っているって分かった」
春日:「オレも、最初ニュース見たときは他人事だったなあ…。でも、話を聞いて、急に怖くなった。下水管とか道路とか、見えないところが…ね」
若林:「しかも、壊れた後に直すんじゃ間に合わないんだよな。防ぐにはお金も手間もかかる。でも、それをやらないと街が死ぬ」
春日:「財布のヒモ締めたくなるけど…自分の家の道が崩れるのイヤだもん。じゃあ払うわ、ってなるかなあ」
若林:「それを“今から”考えないと、日本全部がヤバいってことなんだよ」

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