好調ヨコハマを履く19号車WedsSportが公式練習トップタイム。快晴のなかスーパーGT第2戦の走行が始まる

0

2025年05月03日 11:50  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南/小高一斗) 2025スーパーGT第2戦富士
 5月3日、富士スピードウェイで2025スーパーGT第2戦『FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL』のレースウイークが始まった。最初の走行となる公式練習では、GT500クラスは19号車WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南/小高一斗)、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がトップタイムを記録している。

 シーズン中の恒例となったゴールデンウイークの富士大会。今年は金曜搬入日に強い雨と風、さらには雷がサーキットを襲ったが、走行初日となる土曜日は朝から雲ひとつなく、富士山がくっきりと見えるほどの快晴に恵まれた。

 レースウイーク最初の走行となる公式練習は、定刻どおり9時にスタート。開始時の気温は19度、路面温度は28度とやや高めのコンデイションだ。序盤は各車が1周のみのチェック走行で一度ピットに戻ってきたが、セッションが進んでいくと多くのマシンが周回を重ねた。

 公式練習はその後も順調に進んでいたが、開始から50分過ぎに9号車PACIFIC アイドルマスター NAC AMGが100Rアウト側に一時ストップ。マシンを再始動させてピットレーンに戻ったものの、5分ほど赤旗中断となる。

 セッションは9時56分に再開。この時点でのGT500クラスのトップタイムは19号車WedsSport ADVAN GR Supraが記録した1分27秒481となり、2番手に38号車KeePer CERUMO GR Supra、3番手に100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTが続く。GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORTの1分36秒344が最速タイムとなり、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3、6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIのトップ3で公式練習は折り返しを迎える。

 10時25分からはフルコースイエロー(FCY)のテスト時間となり、ここでは20分間のうちに2回のFCY導入が宣言され、本戦に向けたテストが行われた。その後は11時45分から、各クラス10分間の専有走行セッションが設けられた。

 まず行われたGT300クラスの専有走行では、ほぼすべてのGT300車両がコースインして走行を行ったものの、気温と路面温度の高さと残りタイヤセット数も影響したか、タイムアップする車両は現れず。そのまま61号車BRZがトップで専有走行は終了した。

 続いて10時55分から開始されたGT500クラスの専有走行では、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GT、100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT、16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTのホンダ・シビック・タイプR-GT勢がセクター2までベストタイムを記録するも、各マシンともセクター3のタイムアップに苦しんでいる様子で、トップタイムを更新するまでは至らず。

 その一方で、トップタイムを記録している19号車WedsSport ADVAN GR Supraは、最終盤に国本雄資がそれまでのトップタイムを塗り替える1分27秒414をマーク。そのまま公式練習をトップで終え、開幕戦に続いてヨコハマタイヤが速さをみせる結果となった。

 2番手には、おなじく最終盤に三宅淳詞がタイムを上げた3号車Niterra MOTUL Zが飛び込み、3番手には開幕戦オープニングラップのクラッシュから復活を遂げた38号車KeePer CERUMO GR Supraが続いた。

 富士スピードウェイで行われている2025スーパーGT第2戦は、お昼のピットウォークを挟み、14時から決勝レースのスターティンググリッドを決める公式予選が行われる予定になっている。

[オートスポーツweb 2025年05月03日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定