2025年F1第6戦マイアミGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)がスプリント・ポールを獲得 2025年F1マイアミGPの金曜、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリはスプリント予選で最速タイムを記録した。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の2番手タイムとの差は0.045秒だった。
ルーキーのアントネッリにとって、マイアミ・インターナショナル・オートドロームは初めて走るサーキットだったが、そこで彼はここまでのキャリアのグランプリ予選とスプリント予選のなかで初めてトップに立った。18歳のアントネッリは、セバスチャン・ベッテルの記録を破り、スプリント予選を含むF1予選において、史上最も若い“ポールシッター”となった。
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)FP1 9番手(1分28秒227/28周)スプリント予選 1番手(SQ1=2番手1分27秒858:ミディアムタイヤ/SQ2=4番手1分27秒384:ミディアムタイヤ/SQ3=1番手1分26秒482:ソフトタイヤ)
「この結果は予想していなかった。初のポールポジションを獲得できて、本当に素晴らしい気分だ。フィニッシュラインを越えた時、自分で良いラップだったと思った。うまくまとめられたことに満足している。いくつかの箇所では、もう少しだけタイムを縮められたと感じる部分もあったが、3つのセクターすべてをきちんとまとめることができたのは良かった」
「この瞬間を楽しみたいけれど、すぐに明日に向けて集中し直す。今日の結果を再現し、スプリントで勝利を収めることができれば理想的だね」
「マクラーレン勢、フェラーリ勢、そして(マックス・)フェルスタッペンのレッドブルは、いずれもレースペースが強力であることが分かっている。明日、彼らを後方に抑えるのは容易ではないだろうけど、全力を尽くすつもりだよ。良いスタートを切ることが重要であり、そこからできるだけタイヤの劣化を抑えつつ、良いペースで走れればいいね」
「スプリントの後には、今日と同じような仕事を成し遂げて、日曜日のグランプリに向けて良いグリッドポジションを確保する必要がある」
(スプリント予選後、父親と喜びを分かち合ったことについて語り)「ガレージで父を見つけて、この瞬間を共有することができて本当に幸せだ。父は僕にとってとても大切な存在だ。まるで岩のような存在で、いつでも頼ることができると分かっているんだ。母や妹ともこういう瞬間を共有したいと思っているが、それは次の機会に叶えばと思う」
https://twitter.com/F1/status/1918430364009103498
[オートスポーツweb 2025年05月03日]