マイアミ初走行のハジャーがスプリント予選9番手「プレッシャーのなか、最大限の結果を出した」

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2025年05月03日 17:40  AUTOSPORT web

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2025年F1第6戦マイアミGP アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
 2025年F1マイアミGPの金曜、レーシングブルズのアイザック・ハジャーはスプリント予選で9番手、リアム・ローソンは14番手だった。ふたりともマイアミのコースを走るのは、この日が初めてだった。

 ハジャーはSQ1の最初のラップを抹消されたものの、最後のアタックでSQ2への進出を決めた。10番手でSQ3に進んだハジャーは、セッション終盤のアタックで、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)のタイムを超えて9番手を獲得した。ローソンはSQ2最後のフライングラップでミスをし、SQ3進出を果たせなかった。

 レーシングディレクターのアラン・パーマンは、一日を振り返り、次のように語った。

「ふたりのドライバーにとって、今日は厳しい一日だった。というのも、彼らはこのサーキットを訪れるのが初めてだったからだ。学ぶべきことが非常に多く、しかもスプリント週末ということで時間がほとんどなかった。そのため、彼らは今日のすべてのラップをできる限り活用する必要があった」

「リアムはスプリント予選を通して一貫してリヤの挙動に苦しんでいた。これは、明日の午後の予選までに理解すべき重要なポイントだ」

「アイザックは、素晴らしい仕事をした。ここでの初走行にもかかわらず、SQ3に再び進出したことは非常に印象的である。最後のラップはタイミングの関係で多少妥協を強いられた。前方のクルマに非常に近い位置での走行を強いられたからだ。つまり、マシンにはさらにタイムを削る余地があったということになる」

「スプリント後の明日の予選に向けて、どのような変更を加えるべきかを検討し、さらなるタイムの向上を目指していく」

■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)FP1 6番手(1分27秒968/23周)スプリント予選 9番手(SQ1=12番手1分28秒394:ミディアムタイヤ/SQ2=10番手1分27秒773:ミディアムタイヤ/SQ3=9番手1分27秒543:ソフトタイヤ)

「今日はストレスの多いスプリント予選だった。SQ1の最初の走行では最後のコーナーでミスをしてしまい、良い走行ができなかったため、最後のアタックラップにすべてをかけることになり、プレッシャーがかかった」

「SQ2では満足いくラップを走り、それによってSQ3に進出することができた。SQ3では、本当に時間がぎりぎりで、ラップをスタートした位置も理想的ではなかった。シャルル(・ルクレール/フェラーリ)の2秒ほど後ろを走ることになったんだ。それでも与えられた状況の中で最大限の結果を引き出さなければならないことは分かっていた」

「明日のスプリントではスタートが極めて重要になるので、良いスタートを切れるように努め、そこからポイント争いに持ち込めるようにしたい」

■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)FP1 11番手(1分28秒374/21周)スプリント予選 14番手(SQ1=15番手1分28秒914:ミディアムタイヤ/SQ2=14番手1分28秒375:ミディアムタイヤ)

「混乱したセッションだった。FP1とは全く状況が異なっていた。今朝の段階ではマシンの状態は悪くなかったのだが、残念なことに、スプリント予選ではバランスの面で多くの問題と格闘することになった」

「僕たちには明らかに分析すべきことがあり、チームとしてそれを行うつもりだ。そうすることで、明日のスプリントレースに向けて良い状況に身を置けることを願っている」

[オートスポーツweb 2025年05月03日]

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