「ミスタートロット　ジャパン」初代王者は徳島の高校生・島憂樹さん　谷村新司「昴」熱唱

韓国人気歌謡オーディション番組の日本版、BSよしもと「ミスタートロット　ジャパン　ファイナル」が3日、生放送された。

決勝に残った5人の中から、谷村新司さんの「昴」を歌った徳島の高校生、島憂樹さん（17）が優勝した。

賞金1000万円の使い道を聞かれると島さんは「機材とかに使いたい。あとは応援してくれた家族を食べ放題とかに連れて行きたいですね」と笑顔を見せた。

そして「今日は人生で一番いい経験をしました。トロットでライバル、仲間に出会えました。人生のいい糧になりました。これからの音楽人生の大きな一歩になったと思います。これからは苦しい、悲しい思いをしてる方が、涙してくれるような歌を歌っていきたいと思っています。決勝で歌った『昴』の谷村新司さんは、日本だけじゃなく世界中に感動を与えて、最後まで歌い続けていた。それに続いていきたい。これからも自分の歌声で世界中の人に感動を与えられるように努力するので、応援よろしくお願いします」と話した。

放送終了後に取材に応じた島さんは「準決勝、決勝の観客の中に、歌を聞いて涙を流してくれた方がいました。人前で歌うことを実感できてうれしかったです。決勝では、何を歌うかすごく悩みました。候補曲がたくさんあって、女性曲もありました。でも『ミスタートロット』というから男性の曲にしようと。いろいろな人に聞いてもらって『昴』にしました」と笑顔を見せた。

他にジュノ（23）橋詰昌慧（19）風水ノ里恒彦（35）牛島隆太（30）が決勝に進出した。