&TEAMが語る“個々の価値” 今年のテーマは「オシャかっこいい」【FUMA、YUMA、JO、HARUA、MAKIインタビュー】

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2025年05月03日 19:10  クランクイン!トレンド

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クランクイン!トレンド

(左から)MAKI、YUMA、JO、FUMA、HARUA  クランクイン! 写真:上野留加
 9人組グローバルグループの&TEAMが、4月23日(水)発売の3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」で新章の幕を開けた。2024年に「春夏秋冬」シリーズとして1st SINGLE「五月雨(Samidare)」、2nd SINGLE「青嵐 (Aoarashi)」、DIGITAL SINGLE「十五夜(Jyuugoya)」、2nd ALBUM『雪明かり(Yukiakari)』の4作品をリリースし、すべての季節を経て一つとなった9人の少年たちは、オオカミのような群れとなり誰も踏み込むことのない、自分たちだけの領域を見つけに新たな一歩を踏み出す。新譜の発売、さらに5月からグループ初となるアジアツアーがスタートする彼らに、今回クランクイン!トレンドがユニットインタビューを実施。本稿では、FUMA、YUMA、JO、HARUA、MAKIが、ファンへの感謝とともに新曲の魅力やアジアツアーへの思いを語ってくれた。(取材・文=杉崎絵奈/写真=上野留加)

【写真】FUMA、YUMA、JO、HARUA、MAKIの魅力あふれるソロカット

■5人の“強み”を深掘り

――3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」は、どんな1枚に仕上がりましたか?

FUMA:これまでもオオカミを象徴に用いた楽曲はありますが、本作で初めて“&TEAMのアイデンティティ=オオカミ”と明言しました。オオカミの群れのような僕たちの仲間関係や絆が、今回のシングルに詰まっています。

MAKI:最初は1人だったけど、みんなが集まってもっと強くなっていく、頑張っていくという気持ちを込めた、初心を取り戻したような1枚です。

YUMA:それから、&TEAMのパワフルな部分を久しぶりに見てもらえると思います。今年はオシャレでかっこいい、“オシャかっこいい&TEAM”を見せるってみんなで約束したので、「Go in Blind(月狼)」、「Run Wild」、「オオカミ系男子」の3曲でそれが実現できた気がしますね。

――タイトル曲の「Go in Blind(月狼)」は、特徴的なギターサウンドに焚(た)きつけられるような雰囲気の1曲です。初めて聞いた時の印象を教えてください。

HARUA:昨年は“青春”、“エモーショナル”といったイメージが強い楽曲が多かったので、聞いた時に「おっ、今回はこういう感じなんだ」という新鮮さを感じました。前回と比べてガラッと変わった姿を見せられる曲だなと思ったので、すごく楽しみでワクワクした気持ちが大きかったですね。

FUMA:ギターサウンドから力強さを感じるよね。僕が特に印象に残ったのは、楽曲オリジナルの振り付けにダンスブレイクがあったこと。コンサートや授賞式の時にダンスをメインにするパートを追加することは何度もあったけど、始めから曲の中にダンスだけを見せる部分があるのは初だった。

JO:今回のシングルでは全く新しい一面や曲調を見せたいのはもちろん、パフォーマンスでもよりパワーアップした姿を披露できるといいよね。

――具体的に、どんな姿に注目してもらいたいですか?

YUMA:シンギングラップ(歌いながらラップをするスタイル)が入っていたりとラップのパートが多いので、僕だけじゃなく今まであまりラップを披露してこなかったメンバーも「(ラップが)できるんだよ」というのを証明したいです。

MAKI:あとは振り付けも目隠し用の小道具を使ったり、ずっと正面で踊るんじゃなくて斜めで踊ったりとカメラワークを意識したパフォーマンスがあるから、これまでとは違う&TEAMの姿を見てもらえるんじゃないかな。

HARUA:昨年9人で「春夏秋冬」シリーズを通して一生懸命活動してきた分、今年はレベルが一つ上がった姿を、些細なことから成長に気付くというよりかは分かりやすく「お、今年の&TEAMはちょっと違うな」とLUNE(ルネ=&TEAMのファンネーム  ※「E」はアキュートアクセント付き)の皆さんに思ってもらえるはずです。

――「Go in Blind(月狼)」は“自分たちだけの価値の証明”、“自分たちの領域”を主張する前向きなエネルギーを表現した楽曲とのこと。&TEAM内での自分の“価値(強み)”を一言で表現するなら?

YUMA:僕は、器用です! ダンスや歌などのコツをつかむのが早いというか、何回か挑戦すれば割とすぐに自分がやりたいように昇華できる気がします。

HARUA:&TEAMのパフォーマンスで一つアクセントを与えられるような存在になっていたいです。一瞬カメラに映っただけでも、見た方に表情やジェスチャーの印象がパッと残るような輝ける瞬間があるように自分でも考えて努力しているので。

MAKI:僕は表現力。ボーカルとして上手に歌おうとするよりもちゃんと表現したいものがあるので、それをいかに工夫して表現できるかを考えて意識しながらレコーディングをしています。

――「Go in Blind(月狼)」でいうと、どんなところが?

MAKI:細かい話になってしまいますが、バース(サビ前の導入部分)のシンギングラップのパートで、1回目のレコーディングの時に歌詞の「迷いはない」の“よい”のところが弱く聞こえたんです。なので、そこだけを録り直しました。そういう細かいところにもこだわって、自分が納得できる曲に仕上げるためにたくさん工夫しています。

――FUMAさんはいかがでしょう?

FUMA:僕は真面目さですかね。&TEAMは個性あふれるメンバーの集まりなので、自分としてもサブリーダーとしても真面目な人が1人いてもいいんじゃないかなということで。サブリーダーという役割を担ってから、より自分に誠実に向き合う時間が増えましたし、リーダーとはまた違った統制できるメンバーが1人いてもいいと思うんです。

YUMA:FUMAくんには常に助けてもらっています。僕たち、すぐにふざけちゃうので(笑)。まとまらない時とか、FUMAくんが「やるよ!」って言ってくれるんです。…でも、一緒にふざけたりもします(笑)。

FUMA:特にYUMAといると小学生みたいになりますね(笑)。あと最近だと、MAKIやHARUAといる時に誰よりもふざけていたりするので、真面目なところは真面目に、ふざけるところはふざけるみたいな感じです(笑)。JOはどう?

YUMA:(JOになりきって)顔です。スタイルです。

JO:え(笑)。

MAKI :顔って言っちゃえ!

YUMA:「自分で言った」って書いてください! スタイルと顔面と努力家なところと…。

JO:いやいや…でも、 スタイルは自分の一つの武器ではあると思うんです。だからこそ、それだけが武器にならないように、常に他のことを頑張っていたいと思っています。

FUMA:やっぱり、JOは努力家ですね!

――2月には、2022年にオーディション番組『&AUDITION ‐ The Howling‐』のファイナルラウンドが行われ、&TEAMが結成された東京ガーデンシアターでファンミーティングを開催しました。

■「LUNEからお返しをもらえた気分」

FUMA:最高でした! 個人的に、LUNEの皆さんが見たかったと思う「Magic Hour」という曲を初めて披露できたことがすごくうれしかったです。想像以上に歓声も温かくて、よりいいファンミーティングになりました。

――皆さんが思う“ステージの醍醐味”とは?

YUMA:やっぱり歓声ですかね。自分がカメラに映った時に聞こえる歓声がうれしくて、そのためにステージに立っている感じかもしれません。「僕たちを見に来てくれたんだな」って分かるのがうれしくて、もっと頑張ろうと思うんです。

JO:ペンライトが揺れている景色を見ると、自分がちゃんとステージに立っているのを実感して楽しくなりますね。

MAKI:あと、LUNEの皆さんの歌声が聞こえるのも醍醐味の一つじゃないかな。僕たちが音楽を届けるステージではあるんですけど、そんな中でLUNEの皆さんが一つになった声が聞けるのはすごく特別なことだと思います。僕たちをずっと愛してくださっている方々が、逆に音楽を届けてくれるみたいな、ちょっと不思議な感覚です。

――ファンミーティングでは、パフォーマンス中にLUNEの皆さんが大きなハートマークを作るサプライズがあったとか?

JO:そうなんです! 「どうやっているんだろう?」と思うぐらいキレイでした。僕たちもサプライズで新しいステージをたくさん用意していたので、お返しをもらえたような気分になってすごくうれしかったです。

――ちなみに、&TEAMの皆さんはメンバー同士でサプライズを考えたりしますか?

YUMA:めっちゃします! メンバーの誰かが誕生日の時は必ずサプライズを考えるとか。でも、される側は気付いていて、知らないふりをして喜んでくれます(笑)。23時ぐらいからソワソワし始めて、メンバーが誰よりも早く誕生日を祝ってくれますね。

――仲のよさが伝わります! さて、思い出深い東京ガーデンシアターから歴史が始まった&TEAMですが、グループ初となるアジアツアーが、5月10日(土)の愛知公演を皮切りに、東京、兵庫、福岡の国内4都市と、ジャカルタ、ソウル、台北、バンコク、香港を加えたアジア9都市で始まります。今の気持ちをお聞かせください。

■初のアジアツアー開催 「一つ夢がかなった」

HARUA:グローバルに活躍していきたいという思いでずっと活動してきたので、一つ夢がかなったような感覚です。

MAKI:アジアツアーってアーティスト活動をする中で大きな1歩だと思うので、その1歩をデビュー3年目で踏めることに「ここまで来たんだ」という気持ちですね。

HARUA:その分成功させたい気持ちが強いので、体力をつけるために筋トレを始めるなど今の時点で自分にできることをいろいろやっています。英語のレッスンを受けてライブで使えそうなフレーズとかをピンポイントで習ったりもしているので、1フレーズでも覚えて使いたいです。

MAKI:今回のライブで初めて会うLUNEの皆さんもいると思うとワクワクします。

FUMA:まだ完成図が見えていない状態ですが(取材は4月上旬に実施)、だからこそどんなライブになるのか楽しみでもあります。とはいえ、やっぱり1番緊張するのは本番直前だと思うので、それまでは行ったことがない場所にも行って、会ったことのないLUNEの皆さんに会って、さらにおいしいものが食べられることを楽しみにしていたいです。

――いろんな都市を回るツアーの楽しみは、ライブ以外だと食べ物?

HARUA:その場所の空気や食べ物などを体験するのが楽しみです!

JO:街並みとかもどんな感じかワクワクする。

FUMA:美術館とか行きたいな。

YUMA:台北でNICHOLASくんと観光できたらいいな。

MAKI:台北で合同コンサートをやった時に行けなかったナイトマーケットに行きたい。前回は行けなくて、NICHOLASの家族がナイトマーケットでいろいろ買ってきてくれたんです。

――最後に、3rd SINGLE「Go in Blind(月狼)」のリリース、そしてアジアツアーを楽しみにしているLUNEの皆さんへメッセージをお願いします。

FUMA:「Go in Blind (月狼)」は、改めて僕らがアイデンティティをオオカミとお伝えしてお見せする初めてのパフォーマンスなので、僕らが3年目まで背負ってきたオオカミの存在を、パフォーマンス、歌詞、曲を通して感じてもらえたらいいなと思います。そしてアジアツアーも、オオカミらしい野生味があり、でもちょっとオシャレでかっこいい、今までの青春っぽさとは一味違った&TEAMをお見せできると思うので、僕らを信じて楽しみに待っていてほしいです。

YUMA:さっきも言った通り、今年の僕らはオシャかっこいいでいこうと話したので、今回のツアーでは、かっこいいけれどどこかオシャレな&TEAMを見せたいです。そして、いろいろな国や地域のLUNEの皆さんと楽しめる空間にしたいと思います。

JO:「Go in Blind (月狼)」 は、特にMVが全く新しい仕上がりになったと言えるぐらいスケールが大きく、ビジュアル的にも新たな姿で映っているメンバーが多いので、そこに注目しながらたくさん聞いてほしいです。ツアーも、3回目でアジアを回れるのは本当にすごいことですし、これはLUNEの皆さんのおかげだと思うので、その恩を返す意味も含めて最高のライブにします。少しだけ待っていてください!

HARUA:アジアツアーでこれまで会えなかった世界中のLUNEの皆さんにやっと会えますし、2025年初の大きな舞台だと思うので、しっかりと成長をお見せできたらいいなと思っています。たくさん期待して待っていてくれたらうれしいです。

MAKI:「Go in Blind (月狼)」のコンセプトフォトやツアーのポスターから強い世界観を感じると思いますが、強めの曲ばかりではなくて、ちょっとポップだったりオシャレな曲も収録されているので、シングルをいろいろなロケーションで楽しんでほしいです。そしてツアーに関しては、タイトルが“AWAKEN THE BLOODLINE”なので、僕たちの覚醒した姿をお見せしてLUNEの皆さんが驚くようなパフォーマンスを届けたいと思います!

 &TEAMの3rd SINGLE「Go in Blind (月狼)」は発売中。アジアツアー「2025 &TEAM CONCERT TOUR ‘AWAKEN THE BLOODLINE’」は、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館にて5月10日(土)〜5月11日(日)、東京・有明アリーナにて5月17日(土)〜5月18日(日)、福岡・ マリンメッセ福岡A館にて5月27日(火)〜5月28日(水)、兵庫・ジーライオンアリーナ神戸にて7月5日(土)〜7月6日(日)開催。ほか、ジャカルタ、ソウル、台北、バンコク、香港にて実施予定。
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