島憂樹(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/05/03】韓国の大人気歌謡オーディション番組の日本版『ミスタートロット ジャパン』の決勝が3日に放送され、優勝した島憂樹が囲み取材に出席した。
【写真】歌謡オーディション優勝の高校生シンガー◆「ミスタートロット ジャパン」初代王者が決定
島は現役の高校生シンガーソングライター。優勝に伴い、メジャーデビューを勝ち取った。この日はファイナリストの橋詰昌慧、ジュノ、風水ノ里恒彦、牛島隆太とMCの後藤輝基(フットボールアワー)も出席し、ファイナリスト5人でのカバーアルバムのリリースやファンミーティングの開催も発表された。
赤いマントと王冠を着用して囲み取材に応じた島は、観客の前での初めてのパフォーマンスについて「このオーディションを通して、聞いてくださる方に感動を与えたいなという思いで今まで歌ってきたので、準決勝・決勝で観客の皆さんの前で歌うことができて、観客の皆さんが涙を流してくださったりするのを見て、自分の歌で感動を与えられているのだなと実感できたので、すごく嬉しかった」と笑顔。「最高の経験になりました」と喜びを語った。
決勝では谷村新司の『昴』を披露した島だが、披露曲に悩んだそうで候補の中には「女性の曲もあった」と告白。「男性の曲を歌おうと思って、めっちゃいろんな人に歌を聞いてもらって、最後は『昴』に決めました」と経緯を明かした。
再び開催された場合の参加者に対するメッセージを求められると、自身はオーディションを通じて未経験のことにチャレンジしてきたとしたうえで「(チーム戦で)人数がグループとかになると、自分の思っていることとか言いにくい時もあるかもしれないんですけど、チームの皆が支えてくれると思うので。ぜひ自分の思ったことを、後悔のないようにしてくれたらなと思います」と呼びかけていた。
◆「ミスタートロット ジャパン」初代王者・島憂樹、尊敬する歌手明かす
王者として今後の活動への意気込みを聞かれると「平成、昭和と語り継がれてきた曲を、世界の各地で表現する、世界各地に伝えるというのが、この番組の趣旨じゃないかなって僕は思ったので。このオーディションは韓国発祥だと思うんですけど、言語は違っても世界中の方に『日本の歌いいな』『日本っていいな』と思ってもらえるように、頑張って先陣を切って、日本の歌を語り継いでいきたいと思います」と意気込んだ。
また、メジャーデビューで歌いたい曲については「感動する映画のエンディング曲に使われるような、ピアノの伴奏ですごく壮大な世界観で、愛とか感動を与えられる曲とかを歌うのが好きで、歌っていきたい」とコメント。一青窈の『ハナミズキ』を例に挙げ、「一青窈さんをめちゃくちゃ尊敬しているし、あの曲もめちゃくちゃ好きで。『ハナミズキ』のように、世界各地の皆さんに届けられる、一歩目となるような曲を歌って、誰が聞いても『この曲は島憂樹の曲やな』って思ってもらえるくらい、有名になってくれたらなと思います」と話していた。
応援してくれた周囲の人やファンに向けては「(投票など)目に見える形で応援していただけたので、すごく励みになったし、緊張したときとか、それこそ決勝前の時も応援してくださる皆さんからのメッセージとかを見て、すごく励まされた」と吐露。「応援してくださった皆さんに本当にありがとうという気持ちと、これからも初代チャンピオンということで、もっともっと頑張っていくので、応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
そして、ファイナリスト5人でのファンミーティングについて問われると、オーディション期間中を振り返り「戦いを抱えている中でみんなに会って、歌を歌うという感じだったので。歌を歌うときに審査員の方から評価されるというのがあったので、プレッシャーとかすごく感じたんです」と説明し、「これからは聞いてくださる方に楽しんでもらうっていうのを目標に歌っていきたいと思うので。プレッシャーを感じることなく心から楽しめるなと思うので、すごく楽しみやし、この5人でいろんなコラボとか一緒に歌ったりするのもめちゃくちゃ楽しみなので、そういう機会もあったらいいなと思います」と話していた。(modelpress編集部)
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