コースインした車両はウォームアップランでタイヤに熱を入れながらアタックの機会を伺い、残り2分を切ると各車がアタックに入る。まずターゲットタイムを記録したのは8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTで、松下信治が1分27秒233をマーク。3号車Niterra MOTUL Zは三宅淳詞が1分27秒272で2番手に入る。
各マシンがアタックを行うなか、群を抜く速さを見せたのは公式練習から好調の19号車WedsSport ADVAN GR Supraで、国本雄資が1分26秒490を記録してくる。その後も16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、37号車Deloitte TOM’S GR Supra、38号車KeePer CERUMO GR Supraといった車両が続々と自己ベストタイムを刻むも、ヨコハマタイヤを履く19号車WedsSportを上回ることなくセッションは終了した。
このQ1では14号車ENEOS X PRIME GR Supra、12号車TRS IMPUL with SDG Z、100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT、24号車リアライズコーポレーション ADVAN Z、23号車MOTUL AUTECH Zという、ホンダとニッサンのエースカーを含む5台がノックアウトに。どうやら100号車STANLEYはアタック前にチェッカーフラッグを受けてしまったようだが、Q1はトップの19号車WedsSportから14番手のリアライズまでが1秒以内に収まるという接戦が繰り広げられた。
Q2は15時41分に10分間のセッションがスタート。出走は1号車au TOM’S GR Supra、3号車Niterra、8号車ARTA、16号車ARTA、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT、19号車WedsSport、37号車Deloitte、38号車KeePer、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra、64号車Modulo CIVIC TYPE R-GTの10台。