福山雅治、大泉洋の最強バディ復活　「ラストマン」今冬映画化決定　福山アクションシーン注目

福山雅治（56）と大泉洋（52）の最強バディがスクリーンで復活する。

TBS系日曜劇場で23年4月期に放送された連続ドラマ「ラストマン−全盲の捜査官−」が今冬、「映画ラストマン」として全国公開されることが3日、分かった。

福山が演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉が演じる孤高の刑事・護道心太朗が難事件を解決していく物語で、ドラマ後半では実の兄弟だったことが判明。2人の絶妙なやりとりも話題となり、平均視聴率12・9％と同クール連ドラNO・1を記録した。

映画版でも引き続き、福山が主演を務める。「『ラストマン』という作品を、再び皆さまにお届けすることができて非常にうれしいです。面白かったな、楽しかったなというひと時、人生のいい瞬間に出会える、そんな映画になってほしいなという思いで作っています」と意気込みを語った。

ドラマは心太朗が米国に渡り、研修を受けに行くというラストで、続編を望む声が多かった。大泉は「とにかく急ピッチで続編を進めましょうと話していました。私が役者をやらせていただいている中でも、スケジュール的に一番ハードな連ドラだったものですから」と笑い、「年をとればとるほど撮影が命取りになる。撮影は早めに行きましょう、と」。福山も「アグリーです」と同意した。

今作は福山のアクションシーンに注目だという。大泉は「もうキアヌ・リーブスなのか、デンゼル・ワシントンなのか、というくらいの。『暗闇では無敵』というのがテーマなので、暗闇の中で戦っている皆実さんは、もうデンゼル・ワシントンだなと思いました」と絶賛。「護道さんはアメリカの研修に行ってからもまた、どうしたの？　と言わんばかりの変貌を遂げております。なるほどそうなるのね！　という護道さんにもご期待ください。もうロン毛かもしれません」と注目ポイントを挙げた。

脚本はドラマ版に引き続き、黒岩勉氏が手がけた。福山は「連続ドラマからのメッセージが、しっかりと受け継がれています。さまざまな社会の暗部を描いてきましたが、決してひとごとではなく、いつ出会ってしまうか分からない危険な出来事、社会の課題、問題だったりします。リアリティーとユーモアを忘れないのが『ラストマン』の良さ。ぜひご覧になってください」とアピールした。