アントネッリ、フェルスタッペンとの不運な接触でスプリントに落胆も、予選で3番手「挽回できてよかった」

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2025年05月04日 15:40  AUTOSPORT web

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2025年F1第6戦マイアミGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が予選3番手
 2025年F1マイアミGPの土曜、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリはスプリントで7位、予選では3番手を獲得した。

 ウエットでのスプリントを先頭グリッドからスタートしたアントネッリは、2番グリッドスタートのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とのバトルで、コース外に押し出されるような形になり、4番手に後退。さらに、スリックタイヤへの交換でピットに入った際に、レッドブルがアントネッリの目の前にマックス・フェルスタッペンを送り出したことで2台は接触。アントネッリは自身のピットボックスに入れないまま、次のラップで改めてタイヤ交換に入らなければならず、11番手に落ちてしまった。この一件については、レッドブルが『危険なリリース』を行ったと判断され、フェルスタッペンに10秒のタイムペナルティが科された。

 レース後、フェルスタッペンを含む4人にペナルティが出たことで、アントネッリは7位に繰り上がり、2ポイントを獲得した。

 予選では、Q3最初のランで暫定4番手につけた後、最後のアタックラップで大幅に自身のタイムを更新し、マクラーレンふたりの間の3番手をつかんだ。

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)スプリント 7位(1番グリッドスタート)予選 3番手(Q1=6番手1分27秒077:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分26秒606:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分26秒271:ソフトタイヤ)

「今週末を通してマシンに自信を持って乗ることができていたので、それを予選でも好成績につなげることができてよかった。予選Q1とQ2は少し苦戦し、昨日のスプリント予選ほどクリーンな走りはできなかった。それでもQ3の最後のラップは今日走ったなかでのベストだった。ターン1で少し欲張りすぎたが、その後の区間は速かったと思う」

「上位グループのギャップはとても小さくて、わずか100分の数秒が順位を左右する。それでも、自分のラップには満足しているし、3番グリッドは明日のグランプリをスタートするのに良いポジションだ」

「今朝のスプリントレースは少し残念な結果に終わった。ターン1でいくつかポジションを落とし、ピットレーンでフェルスタッペンと接触するという不運に見舞われた。もっと良い結果を出すチャンスとペースはあったんだ。でも、午後の予選で挽回できたのは良かった。明日はよりクリーンなレースを目指し、何ができるかを見ていくつもりだ」

https://twitter.com/F1/status/1918729519470653515

[オートスポーツweb 2025年05月04日]

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