「ターン1で少し欲張りすぎた」「自信のなさを考えれば、ちょっとした驚きの結果」/F1マイアミGP予選コメント(2)

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2025年05月04日 20:00  AUTOSPORT web

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2025年F1第6戦マイアミGP予選後会見 左から2番手ランド・ノリス(マクラーレン)、PPマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
 2025年F1第6戦マイアミGPの予選が行われ、ポールポジション〜5番手に入ったドライバーたちが金曜日を振り返った。ポールポジション〜5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)だ。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)予選 5番手(Q1=4番手1分27秒014:ソフトタイヤ/Q2=3番手1分26秒575:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分26秒385:ソフトタイヤ)

「シーズン当初から予選は僕の得意分野だったが、昨日も今日もうまくいかなかった。コース上がどれだけタイトかわかっているので、明日に向けての予選で5番グリッドを獲得できたことは比較的嬉しい。ポールポジションからコンマ2秒弱(の差)で終えられたことは、シングルラップでの自信のなさを考えれば、ちょっとした驚きだ。キミが予選でも素晴らしい仕事をしたように、マシンは明らかに速い。彼のパフォーマンスを本当に誇りに思う。彼は安定していた。明日チームのためにポイントを獲得するチャンスがまた巡ってきた。今夜はリセットして、明日自分のベストなパフォーマンスを発揮できるようにする」

「スプリントは少し残念で、(他車への)タイムペナルティはあったがスタート順位からひとつしか順位を上げられなかった。おそらくもっと早くスリックタイヤに履き替えていれば、もう少し順位を上げることができたはずだ。とはいえ、グランプリは大きなポイントを獲得する場だ。またミックスコンディションになるかもしれないが、どんなチャンスでも活かせるように準備をするつもりだ」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 4番手(Q1=3番手1分27秒006:ソフトタイヤ/Q2=1番手1分26秒269:ソフトタイヤ/Q3=4番手1分26秒375:ソフトタイヤ)

「少しフラストレーションの溜まる一日だったが、明日の決勝に向けてポジティブな材料もいくつかある」

「スプリントで勝つために全力を尽くしたけれど、セーフティカーのタイミングによって、チャンスを逃すことになった。とはいえ、チームは難しいコンディションの中で良い仕事をしてくれたし、スプリントで2位を獲得できたのはポジティブな結果だった」

「予選では、悪いタイミングでリズムを崩してしまい、Q3で良いラップを刻むことができなかった。Q2でペースが良かったことを考えると、もっとポジションを上げられる可能性があったから残念だ。明日はまた別の日になる。マシンのペースは良いので、明日のレースでポジションを取り戻せるよう頑張るよ」

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)予選 3番手(Q1=6番手1分27秒077:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分26秒606:ソフトタイヤ/Q3=3番手1分26秒271:ソフトタイヤ)

「今週末を通してマシンに自信を持って乗ることができていたので、それを予選でも好成績につなげることができてよかった。予選Q1とQ2は少し苦戦し、昨日のスプリント予選ほどクリーンな走りはできなかった。それでもQ3の最後のラップは今日走ったなかでのベストだった。ターン1で少し欲張りすぎたが、その後の区間は速かったと思う」

「上位グループのギャップはとても小さくて、わずか100分の数秒が順位を左右する。それでも、自分のラップには満足しているし、3番グリッドは明日のグランプリをスタートするのに良いポジションだ」

「今朝のスプリントレースは少し残念な結果に終わった。ターン1でいくつかポジションを落とし、ピットレーンでフェルスタッペンと接触するという不運に見舞われた。もっと良い結果を出すチャンスとペースはあったんだ。でも、午後の予選で挽回できたのは良かった。明日はよりクリーンなレースを目指し、何ができるかを見ていくつもりだ」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)予選 2番手(Q1=2番手1分26秒955:ソフトタイヤ/Q2=2番手1分26秒499:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分26秒269:ソフトタイヤ)

「あのラップではやれたはずだったことがいくつかあったけれど、僕は出すべき結果を出すことができなかった。ペースはあったし、マシンのフィーリングも良かった。これまでの週末よりも良い感触を持っていたんだ」

「それでもまだうまくまとめることができずにいる。その結果、マックスがポールで僕が2番手だ。(決勝の)ターン1で何ができるかを見ていくつもりだ」

「マックスは父親になったばかりで、少しはペースが落ちてくれればいいなと思っていたけど、そんなことはなかったね」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)予選 1番手(Q1=1番手1分26秒870:ソフトタイヤ/Q2=5番手1分26秒643:ソフトタイヤ/Q3=1番手1分26秒204:ソフトタイヤ)

「今日ポールポジションを獲得できたのは予想外だった。ラップをしっかりまとめることができ、大きなミスをあまりしなかったので、それはとてもポジティブな点だ」

「今日の始まりはあまり良くなかった。スプリントはうまくいかなかったんだ。ペナルティの後ではできることがあまりなかったので、ただ気持ちを切り替えて、予選でベストを尽くすしかなかった。そうしてその日のうちに最下位からトップまで上がることができた」

「予選前にマシンのセットアップを少し調整し、予選の各セッションを経るなかで、少しずつ向上していった。依然として低速での改善の余地があると思っているし、1ラップペースにおいて僕たちが最速だとは思わないが、それでもラップをまとめきることができた。それが予選において最も重要なことだ」

「サーキットに到着すればレースモードに入るし、もちろん、ポールポジションを達成できたことにとても満足している。最終的にすべてがチームの努力によるものだ。細部すべてに目を向けて、このマシンで最善を尽くそうとしている」

「明日については、ドライコンディションであれば同じようなペースは出せないかもしれないが、ウエットコンディションになれば多くのことが起こり得る。それにしっかり対応していかなければならない」

「それなりに良いペースはあるけれど、可能な限りすべてを最大限に引き出す必要がある。何ができるか見ていこう」

[オートスポーツweb 2025年05月04日]

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