
(写真奥・左から)谷川俊太郎さん、パーソナリティの山崎怜奈、(手前)TOKYO FM少年合唱団の子どもたち
◆父・谷川俊太郎とコンサートで共演
れなち:谷川さんは、お父さまである詩人の谷川俊太郎さんと全国各地で朗読と音楽のコンサートを開催されていましたが、何かきっかけはあったのでしょうか?
谷川:自分で言うのは恥ずかしいんですけど、自分だけのライブだと、お客さんは30人ぐらいなんです(苦笑)。でも、友達から「お父さんを呼んだら300人規模の会場になるぞ!」って言われて始めました(笑)。
れなち:でも、世の中の人が見ている谷川俊太郎像とご自身が見ている父親像は違うじゃないですか。
谷川:昔はズレがあったんですけど、(一緒に)ステージに立つと“ライバル関係”っていうんですかね。
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谷川:若い頃はありました。みんな「(谷川俊太郎の)息子だ」って自分のことを見てくれない気持ちがあったんだけど、やっぱり、朗読とピアノ演奏をしていても、目配せだけでわかっちゃうみたいな、親子ならではの“阿吽の呼吸”っていうのがあって。そういうところは(共演して)良かったと思います。
◆TOKYO FM少年合唱団は小学生にして“プロ集団”
れなち:今回、ダレハナのなかでも放送されているCMソング「カワイ肝油ドロップのうた」をTOKYO FM少年合唱団(小学生の男の子だけをメンバーとする合唱団)が歌うスペシャル企画が実現しまして、その編曲と演奏を谷川さんが手がけました。普段からいろんな少年合唱団のコーチをされているそうですが、TOKYO FM少年合唱団の魅力を教えてもらえますか?
谷川:(日本で)外国のオペラハウスのお引越し公演があると、裏方さんからオーケストラまではみんな連れてきてやるんですけど、“子どもの合唱団だけは現地調達”ということがほとんどで。だから、彼らは若いのに本当にすごい舞台をいっぱい経験しているんです。もうビックリです。
れなち:もうみんなプロですね!
谷川:プロ集団です。
れなち:今回の曲は、どんなところに注目して編曲されましたか?
谷川:オペラを歌っているとき、彼らは本当にキレイな声で、指揮者の言うことをきちんと聞いて、サウンドが透明な感じなんですね。でも、この曲に関しては透明感はいらないので、とにかくやんちゃで転がり回るように。そして、“ドロップをなめたら元気になるぞ!”っていうところが編曲の主眼でした。
れなち:もう収録も終えているとのことですが、いかがでしたか?
谷川:とてもかっこ良かったですよ。
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れなち:とてもいいハーモニー! みんな本当に元気で溌剌とした歌声でした、ありがとうございます!
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4月28日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年5月6日(火・振休) AM 4:59
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
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