『あなたを奪ったその日から』第3話(C)カンテレ 俳優の北川景子が主演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『あなたを奪ったその日から』(毎週月曜 後10:00)の第3話が、きょう5日放送される。
【第3話カット】黒ずくめの紘海、ニセ娘・美海とどこかへ出かける 『あなたを奪ったその日から』は、11年間に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨み、旭の次女・萌子を誘拐する。しかし、その誘拐には大きな誤算があった。どんどん周囲を巻き込んでいく紘海の復讐はどこに行き着くのか。
突然の不条理な悲しみから復讐に至る母の姿を描いた第1話は、無料見逃し配信(TVer、カンテレドーガ)が200万再生を突破。第2話では、紘海が萌子に対して母親としての顔をのぞかせつつ、狂気の表情も見せた。
一方、次女がいなくなった旭は取り乱し、結城家の様子も明らかに。何不自由なく暮らしているように見える長女・梨々子(平祐奈)や、梨々子に翻ろうされる家庭教師・玖村毅(阿部亮平)にも注目が集まった。
■第3話あらすじ
萌子が“中越美海(前田花)”として紘海(北川景子)と暮らし始めて3年の月日が流れた。2人は一見、どこにでもいる母と娘のようだったが、紘海は今も変わらず、美海が人目に触れないよう細心の注意を払って生活し、当然、保育施設に預けることもできないため、日中は仕事終わりの初芽(小川李奈)に子守りを頼んで、自分は以前と変わらず保育園で調理師として働いていた。
6歳になった美海は、電車好きで明朗快活な女の子へと成長。不思議なことに、3歳までの出来事はまったく覚えていなかった。
娘を失った旭(大森南朋)が、かつての自分と同じように不幸のどん底に突き落とされ、苦しんでいることを願い続けてきた紘海だったが、その旭は、義理の父・木戸雅人(中原丈雄)が経営する大手スーパー「タイナス」に務め、新業態スーパー「スイッチバック」を立ち上げたことで、今や木戸の後継者と目されるほどの存在に。さらにこの3年、萌子の事故死を決して受け入れようとはせず、今もどこかで生きているはずだと、懸賞金を出して萌子を探し続けていた。
そうとは知らない紘海は、美海の小学校進学を前に、ついに戸籍問題に直面する。いずれ、必ず必要になるときがくる。困り果てた紘海は覚悟を決めて区役所を訪れ、さらに、ある人物に連絡をとり…。