『newsオードリー』独占インタビュー (C)ORICON NewS inc. お笑いコンビ・オードリーが、日本テレビ系『news every.』のスタジオで語り合う“おしゃべり報道番組”『newsオードリー』が、6日に放送される(後3:55 ※関東ローカル)。第3弾となる今回は、若林正恭が埼玉県八潮市で発生した大規模な道路陥没事故の現場に赴き、大野元裕県知事への取材も行っている。ORICON NEWSでは、スタジオ収録に独占取材を行い、2人の様子に迫った。
【番組カット】若林正恭が埼玉県知事に単独取材を敢行 スタジオ収録当日朝、若林は大野県知事への取材を実施。同日夜、若林と春日俊彰が面と向かって座る“ラジオスタイル”で、スタジオ収録がスタートした。春日が日本テレビ系のニュースで得た情報を、そのまま『newsオードリー』のスタッフに口にする様子を指して、若林が「報道のクーリングオフ」と指摘するなど、笑いも交えながら、日本のインフラについて話題が及んだ。
若林は、8年前に出演した番組で「日本全国、穴だらけになる」と指摘されていたことを振り返り「この事故があって、ちょっと象徴的だったというか」と言葉を選びながら、その衝撃を語っていく。「日本のインフラは世界最高だって思ってきて、それは先輩たちが頑張ってきたからだったんだけど、それがいよいよお金と人手が足りなくなっているということを感じた」と、今回の取材を通しての感想を熱弁した。
大野県知事との取材では、県庁の応接室に入り、普段は立ち入ることのない現場に緊張していたという若林。対面するなり、大野県知事が『オードリーのNFL倶楽部』のファンであることを打ち明けたことで、一気に距離感が縮まった。それにより、本題のインフラに関する取材もディープなものとなり、若林は「大野県知事は、かなり事故の把握をされていた。当たり前かもしれないけど、めちゃくちゃ真剣に将来のことも考えていた」と白熱した様子を振り返った。
そこから、この問題は日本全体に及んでいることが、データにより明らかに。本家『news every.』のメインキャスター・森圭介アナが、プレゼンを行うコーナーもあり、若林が「毎日見ているので、うれしいです!」と声を弾ませると、森アナも「新鮮な感じがします!」と応じるなど、貴重なかけあいも見られた。
若林は今回、八潮市の事故現場周辺に住む住民、インフラについて研究している教授、そして県知事と、それぞれ立場の異なる人たちの声を聞いてきた。そこで気付いたことを、さまざまな事例を挙げて説明することで、収録を見ていても、この問題の根深さを感じることができた。オードリーの2人も指摘していたことだが、限られた時間内に今起きていることを紹介する『news every.』では、八潮市の事故のように長期に及ぶ事柄は、その都度つぶさに伝えていくのは難しい。本家がカバーしきれない、大切なニュースをじっくり伝える『newsオードリー』の意義を、改めて感じる仕上がりとなっている。