「あなたを奪ったその日から」第3話(C)カンテレ北川景子主演の「あなたを奪ったその日から」第3話が5月5日オンエア。萌子を美海と名付け育てる紘海だが、戸籍の問題にぶち当たり大胆な行動に出る…そんな紘海にSNSでは「ダイナミックDNA接種すぎる」「スレスレ綱渡りすぎる」などの声が上がっている。
食品事故で子どもを失った母親が、事故を起こした惣菜店の社長の子どもを誘拐してしまう。その子を殺めて復讐を果たそうとするが、その誘拐には大きな誤算があった…発端となる食品事故から現在に至るまでの11年間を描く、復讐と親子愛の壮大なストーリーが展開する本作。
誘拐した旭の子・萌子に美海(みみ)と名付け育てていく中越紘海を北川が演じ、灯の死の原因と思われるピザを販売した惣菜店を経営していた結城旭には大森南朋。旭の娘だが紘海に誘拐され違う名で育てられる中越美海に前田花。
旭が起こした食品事故を追い続ける週刊誌記者・東砂羽に仁村紗和。自ら誘惑した玖村をセクハラ家庭教師だとSNSに告発した結城梨々子に平祐奈。梨々子によって家庭教師の仕事だけでなく社会的にも追い込まれる玖村毅に阿部亮平。娘2人を置いて家を出て、今はスナックで働く木戸江身子に鶴田真由。旭を慕い彼を支援する望月耕輔に筒井道隆といった面々が出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
紘海が萌子を誘拐して3年。紘海は美海を実の娘として育てていたが、今も変わらず美海が人目に触れないよう細心の注意を払って生活、保育施設に預けることもできないため日中は仕事終わりの初芽(小川李奈)に子守りを頼んで、自分は以前と変わらず保育園で調理師として働く日々を送っていた。6歳になった美海は電車好きな女の子へと成長。不思議なことに3歳までの出来事はまったく覚えていなかった…というのが3話の展開。
誘拐前のことを覚えていない美海に、紘海は安堵しつつも彼女の“普通の人生”を奪った罪悪感も感じているのだが、多くの視聴者から「3歳までのことを覚えていないのは、脳が勝手に記憶の整合性をとったのかな」「忘れてるのかな?子どもながらに忘れたふりをしているのかな?」「美海ちゃんは、むしろ意識的に3歳までの記憶を封印しちゃったのかな」など、美海が記憶を失ったわけではないのでは?というコメントが多数ポストされる。
そして6歳になった美海が小学校に入学するタイミングを迎えるなか、紘海は美海の“戸籍”を入手するため、元夫の景吾(高橋光臣)に接触、美海とどう出会ったのかと問う景吾に「出会っちゃった」とだけ答え、訳を聞かないで美海が自分の娘ではないと証言するよう懇願。さらに梨々子のSNSから美海の母親・江身子(鶴田真由)が働いているスナックを見つけると、客として店を訪れ、睡眠導入剤で江身子を眠らせると口をぬぐってDNA鑑定用の試料を入手。美海との血縁を証明し“戸籍”を入手する…。
大胆すぎる紘海の行動に「ダイナミックDNA接種すぎる」「さっきからずっと紘海危ないことしてるよ」「首の皮一枚なスレスレ綱渡りすぎる全てが」など、驚愕する視聴者が続出している模様だ。
【第4話あらすじ】
美海を実子として中学1年生まで育て上げた紘海は、保育園近くの自動販売機で、かつて梨々子の家庭教師をしていた玖村と出会う。思春期を迎えた美海の悩みをこぼす紘海に、玖村は家庭教師先の女子生徒にセクハラの汚名を着せられ、SNSで嘘を拡散されたことで内定を取り消された過去を打ち明ける。同情する紘海だったが玖村の家庭教師先が結城家だったと知ると表情が一変する…。
「あなたを奪ったその日から」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時〜放送中。
(笠緒)