2025年F1第6戦マイアミGP リアム・ローソン(レーシングブルズ)がリタイア 2025年F1マイアミGP決勝で、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは11位、リアム・ローソンはリタイアに終わった。
15番グリッドからスタートしたローソンは、1周目にジャック・ドゥーハンと接触、最後尾に落ちた。そのまま最下位を走り続けたローソンだが、チームは接触の影響を考慮してリタイアさせることを決め、36周でレースを終えた。
ハジャーは11番グリッドからスタート、4周目にルイス・ハミルトン(フェラーリ)にかわされた後、12番手を走行。22周目にタイヤ交換を行ったが、その後、バーチャル・セーフティカーが導入された。
レース後半は11番手を走行。前を行く角田裕毅(レッドブル)に5秒のタイムペナルティが出たため、ハジャーは角田の5秒以内でフィニッシュするために奮闘。2台のギャップはチェッカー直前まで5秒前後を推移したが、最終的に0.168秒届かず、ハジャーは11位フィニッシュ、ポイント圏内に入ることができなかった。
■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)決勝=11位(57周/57周)11番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
「今日は自分のドライビングにあまり満足していない。いくつかのミスをしたと感じており、最終的にはそれがトップ10を逃す結果につながったと思う。同時に、それは自分がどれだけプッシュしていたかを示している。全く余裕がなかった」
「ピットストップの後にハードタイヤで走り、裕毅と予選ラップのようなバトルをし、楽しいレースだった。最終ラップでもまだ5秒以内の位置にいたことは、リアルタイムでギャップを確認していたので分かっていた。出せる力はすべて出し切ったが、残念ながらそれでも足りず、たったの0.15秒差で1ポイントを逃した」
「次のイモラに向けては自信を持っている。あのサーキットはよく知っているし、FIA F2ではあそこで勝ったこともあるからね」
■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム)決勝=リタイア(36周/57周)15番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム
「とても良いスタートを切った。ターン1に向けて目の前に大きなギャップができたので、そこに入り込み、前を走っていたドライバーの後ろに付いて走っていたが、その時に横から衝撃を受けた。そこでマシンに大きなダメージを負った」
「雨が来るのを期待して粘っていたが、残念ながら雨は降らなかった。こんな結果になって残念だ。チームが今週末素晴らしい仕事をしてくれて、マシンには速さがあったんだ」
「次の3連戦に向けて気持ちを切り替え、前を向いて改善を続けていく」
[オートスポーツweb 2025年05月06日]