『火喰鳥を、喰う』© 2025「火喰鳥を、喰う」製作委員会水上恒司、山下美月共演『火喰鳥を、喰う』の追加キャストが解禁され、森田望智、豊田裕大、麻生祐未、吉澤健が出演していることが分かった。
本作は原浩による第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作「火喰鳥を、喰う」(角川ホラー文庫刊)を実写化したもので、監督は本木克英が務める。
新たに解禁されたキャストには、新聞記者・与沢一香役の森田望智、夕里子(山下美月)の弟・瀧田亮役の豊田裕大、雄司(水上恒司)の母・久喜伸子役の麻生祐未、そして雄司の祖父・久喜保役の吉澤健が名を連ねる。主人公・雄司らとともに、“得体の知れない怪異”に巻き込まれていくキャラクターを好演している。
役作りについて森田は、「(本作で起こる不可解な出来事に)恐怖は感じながらも、与沢の突き進む力はどこから湧き出てくるのだろう。なぜ記者になったのか、なぜ世の中にこの記事を届けたいのか、ということを考えながら、その熱い気持ちの根源を一つ一つ探していくような日々でした」と想いを明かしている。
また同い年の水上・山下から刺激を受ける場面も多かったという豊田は、水上について「同い年なのにここまで落ち着いている人がいるんだと思うくらい」と印象を明かし、「座長として細かいところにも気遣ってくださっていましたし、とても尊敬しましたし、まっすぐさみたいなものを真似したいなと素直に感じました」と尊敬の眼差しを向ける。
併せて、新カット3点が公開。乱暴に傷をつけられた久喜家の墓の前で呆然と立ち尽くす雄司と夕里子の姿をはじめ、与沢が届けた貞市のものと思しき日記を手にとる久喜一家の様子を捉えている。
まるで死を否定するかのように、貞市の名前にだけ強く刻まれた奇妙な傷、そして日記に残された「ヒクイドリ、クイタイ」という不気味な文字。胸がざわつく“謎”が残されたカットからは、どこか異様で不穏な空気が漂い、予測不能な衝撃の展開が待ち受けていることが伺える。
『火喰鳥を、喰う』は10月3日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)