俳優萩原利久こん身のクライマックス「2度目を望んでもほぼ不可能」

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2025年05月06日 16:19  日刊スポーツ

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映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」大ヒット御礼舞台あいさつに出席した萩原利久(撮影・川田和博)

俳優萩原利久(26)が6日、都内で、主演映画「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」(大九明子監督)大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。


同作はお笑いコンビ「ジャルジャル」福徳秀介(41)が、20年に発表した恋愛小説が原作。思い描いていたキャンパスライフとはほど遠い、さえない毎日を送る大学生とお団子頭の女子大生のラブストーリー。萩原は小西徹を演じている。


公開後の反響について萩原は、「何年も連絡を取ってない友だちから連絡があった」と明かした。また、これまでは「見たよ」くらいだった友人から「ちゃんと感想を送られてくるのがすごくうれしかった」と笑みを浮かべた。


同作の魅力に「感想の自由さ」を挙げた。「必ずしも“こうあるべき”ではなく、共感や、懐かしさなど、見る人によって感想が変わるのが魅力」とし、「10年後、20年後に見たら、僕の感想も変わるかもしれないし、長く楽しんでいただける作品かなと思っています」と述べた。


クライマックスシーンについて、「2度目を望んでもほぼ不可能で、今までやってきたシーンとは違うと自分でも思う」と振り返った。「もう1度のあのシーンをやるかと言われてもなんとも言えないけど、良いチャレンジだったと思うし、今振り返ってもいいシーン」と続け「今後俳優をやらせてもらう上で、忘れることのないシーンだなと思う」と胸を張った。


最後は「公開してたくさん感想をいただきうれしいです」と感謝し、「これからも長く楽しんでいたければ何よりです。ぜひ、またこの映画を見てください」と会場に呼びかけた。

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