「トップチームと戦えるなんて信じられない」「ターン1の揉み合いが助けになった」/F1マイアミGP決勝コメント(2)

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2025年05月06日 17:30  AUTOSPORT web

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2025年F1第6戦マイアミGP表彰式 左からランド・ノリス(マクラーレン)、ルイーゼ・マクエウィン(マクラーレン チーフマーケティングオフィサー)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)
 2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)だ。

■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)決勝=5位(57周/57周)7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「昨日の一件(注:スプリントで4位から11位に降格された)の後にリセットして、再び良い戦いができたことをうれしく思う。今日はマシンにスピードがあって、純粋にペースで勝負した一日だった。レース全体を通じて良いリズムを保てたし、この結果にはとても満足している」

「トップチームと戦えているなんて、本当に信じられない気持ちだ。1年前の自分たちの状況を考えればなおさらだ。これは、グローブ(チーム本部)で僕たちが成し遂げた進歩の証だし、今や世界に向けて、自分たちがトップでレースできることを示せた」

「もちろん、これは毎レース起きることではないだろうし、今後も間違いなく戦い続けなければならない。でも今は、この瞬間を楽しみたいよ!」

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)決勝=4位(57周/57周)1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「昨日、できる限り最善を尽くすつもりだと言ったし、実際に全力を尽くしたが、結局のところ厳しい戦いになった。抵抗しようとしたが、最終的には彼らを後ろにとどめておくのは不可能だった」

「バーチャル・セーフティカーでは少し運がなかったけれど、それもレースの一部であり、全体としてペースが本当に足りていなかった。僕たちには失うものがなかったので、僕はただ少しでも走ることをを楽しもうとした。ここでレースをするのはクールだったよ」

「レースは残念ながら全体的にとても厳しいものとなり、最終的にはペースが足りず、ブレーキにも苦しめられた。前のマシンに接近したり、少しでもプッシュしようとするたびに、タイヤがひどいオーバーヒートに見舞われるんだ」

「今日のレースはタイヤマネジメントが鍵だった。このサーキットはデグラデーションがとても高く、現時点の僕たちとの相性は良くない。より高い競争力を発揮するために、パフォーマンスをもう少し向上させる必要がある。今日は前との差がかなり大きかった」

(スタート直後のノリスとの攻防について聞かれ)「全く問題ない。それが僕の意見だ」

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)決勝=3位(57周/57周)5番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム

「今日マイアミで3位を獲得して終えられたことに本当に満足している。今週末はいつもより少し苦戦していて、今シーズンの他のレースの時ほどマシンの中で快適には感じられなかった。少し劣勢な状況だったが、肝心な場面では良いパフォーマンスを発揮できて、また強力な結果を持ち帰ることができた」

「ピットイン後はフェルスタッペンがすぐ後ろにいたけれど、ミディアムタイヤでは自信があったし、自分のペースをマネジメントして彼を後ろに留められると分かっていた」

「最終的に、マクラーレン勢は他の全チームに対してかなりのアドバンテージを持っていたので、彼らにはおめでとうと言いたい。彼らとの差を詰めるのは大変な課題になるが、僕たちはそのために努力を続けていく。イモラから始まるヨーロッパでのトリプルヘッダーを楽しみにしているよ」

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=2位(57周/57周)2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

(スタート直後のインシデントについて聞かれ)「マックスはいつもどおり良い戦いを仕掛けてきて、僕はその代償を払った。でもこれは仕方がないことだ」

「もし僕がチャンスを狙わなければ、人々は文句を言う。狙っても勝てないと、みんな文句を言う。でも、マックスとのレースはこうなんだ。クラッシュするか、完璧に決めて彼を理想的な位置に置くことができない限りは追い抜かないかのどちらかだ。今日僕は、それを十分にうまくやれなかった代償を払った」

「決して気分が良くはないけれど、チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。ピットストップも良かったし、ペースも素晴らしかった」

「僕たちは前を走れたし、フィーリングも良かった。オスカーは素晴らしい走りをし、マックスはいつもどおり良い戦いをしてきた。そして、僕はその代償を払った。それが現実だ」

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)決勝=1位(57周/57周)4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード

「昨日は厳しい一日だった。今年一番難しい予選だったんだ。でもそこから優勝できたのだから、素晴らしい結果だと思う」

「ターン1では少し揉み合いが起きて、それが僕には少し助けになった。十分注意して、マックスがターン1で突っ込んでくるのを避けようとした。その後は、自分にはペース面での優位があると分かっていたし、実際、マシンは信じられないほど素晴らしかった」

「最初のスティントでは強力だった。ハードタイヤのスティントでは少し苦しんだので、最初のスティントであのギャップを築いておけたのは良かったと思う。レース終盤には少しずつ物事をコントロールできるようになってきた。改善すべき点がまだあるのは明らかだ。でも勝てたことにとても満足しているし、ポイントを獲得できたこともうれしい」

「常に学び続けなければならない。マイアミを首位で去ることができてとてもうれしいよ。チームの努力は本当に信じられないほどだ。2年前のマイアミでは、僕たちは最も遅いチームだった。たしか2周遅れにされたと思う。それが今日は、3位に35秒以上の差をつけてグランプリに勝ったんだ。信じられない結果だ」

[オートスポーツweb 2025年05月06日]

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