漫才コンビ「ブラックマヨネーズ」の吉田敬(51)が、6日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分=関西ローカル)に出演。和歌山・白浜町の「アドベンチャーワールド」で飼育されている4頭のジャイアントパンダが、6月に中国へ返還されることについて私見を述べた。
この日の番組では、連休最終日にパンダを一目見ようと集まった観光客でにぎわっている模様を現地から中継。白浜町は「パンダのまち」として知られているだけに、パンダ返還後の観光への影響も懸念されている。
白浜をたびたび訪れ、2015年に「白浜観光大使」に就任した吉田は、「『パンダがいなくなる、白浜やばいんじゃないのか』(と)。全くそんなことはないと思うんです」と切り出した。
「例えば、いまWBCをやったら、日本の3本柱ってダルビッシュ(有)、山本由伸、今永(昇太)さんやと思うんですよ。白浜に置き換えると、海がダルビッシュ。温泉が山本由伸。アドベンチャーワールドが今永さん」。白浜町の代表的な観光資源を、メジャーで活躍する日本人投手陣に例えると、「そのアドベンチャーワールドからパンダがいなくなるということは、今永さんが後ろ髪を切ったぐらいのダメージしかない」と、独特の比喩で笑いを誘った。
MCのフリーアナウンサー青木源太(41)が「なるほど、野球自体には全然、支障なしですね」と納得し、吉田は「そうです。だって他にも三段壁だ、千畳敷だ、崎の湯だ…」と町内の観光スポットを挙げた。
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青木が「じゃあアドベンチャーワールドに多くの人が詰めかけていたけど、今永投手の後ろ髪を見に来てるようなもの?」と再び問うと、吉田は「そうです、そうです。後ろ髪に、いますごく価値があるとされていますから…」とうなずいた。
続けて、「(今永投手に例えると、パンダ返還は)まあもうちょっと『試合中にカーブあと5球投げたらあかん』ぐらいの制限はあるかも分からないですけど。でも他にも魅力的なところが山ほどありますから」と強調していた。
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