菊地幸夫弁護士「弁護士を使うのも検討して」川崎女性遺棄事件巡りストーカー対策で提言

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2025年05月06日 19:10  日刊スポーツ

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菊地幸夫弁護士(2016年1月撮影)

菊地幸夫弁護士が6日、TBS系「ゴゴスマ」(月〜金曜午後1時55分)に生出演。川崎市の20歳女性遺体遺棄事件をめぐり、一つの手段として弁護士を使うという解決法もありうるという趣旨のコメントをした。


今回の事件では、発見された遺体について、ストーカーの被害を受けていたアルバイト岡崎彩咲陽(あさひ)さん(20)と確認され、岡崎さんの元交際相手、白井秀征容疑者(27)が3日、渡航先の海外から帰国後、神奈川県警に任意同行を求められ同日夜、同容疑で逮捕された。容疑を認めているとされる。逮捕容疑は、昨年12月20日ごろから今年4月30日、川崎市の自宅に岡崎さんの遺体を遺棄した疑い。


県警は4月30日、ストーカー規制法違反容疑で白井容疑者の自宅を家宅捜索し、床下にあったバッグから遺体を発見。しかし岡崎さんの家族は、ストーカー被害などを訴えていたにもかかわらず警察の対応が適切ではなかったと主張し、「警察の捜査が間違っていたから娘が亡くなった」と批判している。


菊地氏は「資金的な問題もあるかと思うんですけど、本件を離れて一般論になるかも分かりませんが、弁護士を使うのもちょっと検討していただければな」などと話し「ただ、われわれはボディーガードじゃないです。24時間守ってあげるというのは無理なんですけど、被害者側にもいろんな事情がでてきたのを警察にちゃんと伝える。それとストーカーをやっている男性に対してですね、弁護士から警告をする…警察が動く前に弁護士から警告を出すという、少し警察との橋渡しが」と話した。するとMC石井亮次が「そういう方法もあるんですね」と聞いた。菊地氏は「今、こういう法的な状態なんだから、被害届が出たといっても、これこれこういう理由で本人の真意じゃありませんというメッセージをちゃんと…私もストーカーをやっている男と面談というか交渉したこともありますし」と実体験を通して話した。


そして菊地氏は「いつもベストの選択とは限らない。相手を『よくも弁護士なんか入れやがって』とヒートアップしちゃうこともないとは限らない。でも、それもひとつ弁護士というのも考えてみたらどうですか」と話した。

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