限定公開( 12 )
米俳優トム・クルーズ(62)が6日、東京都庁都民広場で行われた主演映画「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」(クリストファー・マッカリー監督、23日公開)のジャパンプレミアに登場した。日米同時公開の同作を携えてのワールドツアーのスタートに、クルーズは今回で25回目の来日になる、大好きな日本を選んだ。雨が降りしきる中ながら、笑顔で「また、戻って来られて本当にハッピー」と手を振った。そして、3時間にわたって、集まった約1000人のファンと握手し、語り合い、交流し続けた。
23年7月公開の前作「/デッドレコニング PART ONE」公開時は、米国映画俳優組合(SAG−AFTRA)が、同14日からストライキを実施したため、来日キャンペーンが中止となった。クルーズの来日は、22年5月に行われた主演映画「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コシンスキー監督)ジャパンプレミア以来3年ぶり、25回目となった。
東京都庁都民広場での映画のプレミアは初で、約1000人のファンが集結。小池百合子東京都知事(72)が開会宣言を行い「世界の皆さま、こんにちは、東京は浮世絵があり、漫画、アニメ生まれ、おいしいおすしがありネーチャーとカルチャーがある」と東京の良さをアピールした。クルーズもツーショット撮影の際、語り合った。
イーサン・ハントの相棒グレースを演じる英俳優ヘイリー・アトウェル(43)、ベンジー・ダン役の英俳優サイモン・ペッグ(55)、パリス役のカナダの俳優ポム・クレメンティエフ(39)、ルーサー・スティッケル役の米俳優グレッグ・ターザン・デイビス(31)もクルーズの後に登場。“クルーズ流”に従い、日本のファンと気さくに語らい、握手した。中でも「トップガン マーヴェリック」と「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング」「−/ファイナル・レコニング」2部作と共演を続けるデイビスは、大勢のファンと自撮りしつつ、日本語で「アイシテル!!」と叫んだ。
ジャパンプレミアの最後には、史上初の映画のプレミアが行われた都庁に「−/ファイナル・レコニング」の劇中でクルーズが披露した超絶アクションがプロジェクションマッピングとして写し出された。クルーズは「25回目の来日となりますが、本当に日本が大好き」と感激した。
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ジャパンプレミアには、クルーズから「日本の母」と慕われる、映画字幕翻訳家で通訳の戸田奈津子さん(88)と“公認声優”の森川智之も駆けつけた。【村上幸将】
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