【井上芳雄】‟二都物語”12年ぶりに再演「できると思っていなかった」浦井健治の発言にツッコミの嵐

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2025年05月06日 22:33  TBS NEWS DIG

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12年ぶりの上演となったミュージカル『二都物語』の公開ゲネプロが6日(火)、明治座にて行われました。ゲネプロの前には囲み取材が行われ、井上芳雄さん、浦井健治さん、潤花さんが意気込みを語りました。
 

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本作は、『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』などの小説を生み出してきたチャールズ・ディケンズのもう一つの名作『二都物語』のミュージカル作品。フランス革命期の激動の中、それぞれの国の2人の青年と1人の美しい娘とのドラマティックなロマンスで、日本では2013年に帝国劇場で日本初上演され、今回は12年ぶりの再演になります。
 



12年前の初演からの続投となる井上さんと浦井さん。「まさか再演できるなんて思っていなかった」と語る井上さんは、‟二都物語はとてもいい作品でファンの皆さんもやってほしいっていう気持ちがあっても、10年以上空いて再演されるって相当の力を使わないとって思っていました。帝劇が建替えのタイミングで明治座さんでやらせてもらうのは、濃密なドラマをお届けできるんじゃないかなと思います”と語りました。
 



浦井さんは、‟先輩方も12年の時を経て参加されているので、12年ぶりの色々なお芝居の垢を…”と浦井節を炸裂。すかさず井上さんから ‟垢!?濃い芝居ね” と訂正。その後も浦井さんが ‟自分たちも先輩たちを追い越せ、食らいついていけたら” と続けると、またも井上さんが ‟追いつけ、追い越せから始まるね” とすぐにツッコミを入れ、息がぴったりと合っている様子を見せました。
 



再演からの参加となった潤さんにとって今作は、宝塚退団後初のミュージカル出演。潤さんは、‟退団後初のミュージカル作品で、素敵な作品に出演できるのは幸せなことだと噛みしめている。稽古場の時点でもうすでに終わってほしくないと思っていました。” と笑顔を見せていました。
 



井上さんとの再びの共演に浦井さんは、‟光栄です。プロデューサーさんからお伺いしたところ、「芳雄さんがカートンを演じるなら、ダーニーは浦井健治だな」というオファーをいただいて相思相愛だな” とにっこり。しかし井上さんは、‟(浦井君は)話を大きくする癖がある。近いことは言ったけど。「浦井じゃないとやらない」みたいなことは言っていない。「浦井君だと嬉しいな」くらい。”と、またもや浦井さんの発言を訂正し、会場の笑いを誘いました。
 


「この12年でお互いに変わったこと」を聞かれると、井上さんについて浦井さんが「権力?」と即答し、会場から笑いが。‟お芝居も肩の力が抜けてずっと進化を続けていらっしゃる。先輩が走り続けてくださっている姿が頼もしくて、みんながついていきたいって思わせてくれる”と、尊敬のまなざし。
 


そんな浦井さんについて井上さんは、‟12年前だったら、オケピ(オーケストラピット)に飛び込むくらいの若さとか勢いがあった。今は、個性とか魅力はそのままに浦井君も大人になって、いち「俳優さん」になられて頼もしい。僕たちも付き合いが長くなってきて無駄な話をしなくなった。喋らなくても心は伝わっているだろって思ったら、伝わっていなかったりもするんですけど、分かったようでわからないのが浦井君の面白さ”と印象を語りました。

【担当:芸能情報ステーション】

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