ファルケンポルシェ、ニュルブルクリンク耐久第2戦で総合優勝。開幕戦に続き連勝飾る

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2025年05月07日 11:00  AUTOSPORT web

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2025年NLSニュルブルクリンク耐久シリーズ第2戦/ファルケンモータースポーツのポルシェ911 GT3 R
 4月26日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催された2025年NLSニュルブルクリンク耐久シリーズの第2戦(ADACルールポット・トロフィー/4時間レース)にて、SP9 PROクラスに参戦するファルケンモータースポーツの3号車ポルシェ911 GT3Rが開幕戦に続き、総合優勝を飾った。また、AT3クラスにおいてもファルケンタイヤ装着車がクラス優勝を飾っている。

 住友ゴムグループのファルケンタイヤヨーロッパは、ニュルブルクリンク24時間レースでの勝利を目指すためのテストフィールドとして、ファルケンモータースポーツとして2台のポルシェ911 GT3RをNLSに投入している。3月22日に開催された第1戦(4時間レース)では3号車が総合優勝、4号車が2位となり、ファルケンポルシェがワン・ツー・フィニッシュを飾っていた。

 そうして迎えた第2戦、予選で3号車(第2戦ではドリアン・ボッコラッチ/アレッシオ・ピカリエッロが搭乗)が2番手、4号車(第2戦はティム・ハイネマン/デニス・マーシャルが搭乗)が3番手と好位置につけると、決勝でも序盤から上位をキープ。さらには、スタートから40分というタイミングで2台のファルケンポルシェはライバル勢を攻略し、ワン・ツー体制を構築する。

 トップにつけた3号車はトラブルなく走行を続けレースを支配。2位に30秒以上のギャップを築く独走でNLS連勝を飾った。なお、一時は2番手につけた4号車は想定外のトラブルが発生し、修復のためピットで40秒以上停車。これで9番手までポジションを下げたが、修復後は持ち前のスピードを発揮し、5位までポジションを回復しチェッカーを迎えた。

 また、ファルケンタイヤヨーロッパはファルケンモータースポーツ以外のチームにもタイヤを供給。AT3クラスでは元ドイツ代表のサッカー選手マックス・クルーゼが率いるマックス・クルーゼ・レーシングの10号車アウディRS3 LMS TCRがクラス優勝、76号車フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツクラス2位でワン・ツー・フィニッシュを飾り、マックス・クルーゼ・レーシングは同クラス連勝を飾った。

 今季のNLS開幕2戦、2クラスで連勝を飾っているファルケン勢は、この勢いをキープすることができるだろうか。NLS次戦は5月10日に開催される第3戦(第56回アデナウアーADACサーキット・トロフィー/4時間レース)となる。

[オートスポーツweb 2025年05月07日]

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