お笑いタレントのキンタロー。(43)が7日、都内で行われた映画「サブスタンス」(コラリー・ファルジャ監督、日本では16日公開)試写会イベントに登壇した。同作で主演を務めるデミ・ムーア(62)に扮(ふん)して沸かせた。
第97回アカデミー賞では主演女優賞含む5部門にノミネートされたほか、世界じゅうの賞レースを次々と受賞した話題作。美と若さに執着する元トップ女優の主人公、エリザベスをデミ・ムーアが怪演する。
キンタロー。は同作でエリザベスを演じるデミ・ムーアに扮し、黄色のコート姿でステージに登場した。勢いよくコートを脱ぎ捨て、青いハイレグレオタード姿で作中のエクササイズシーンを再現。映画大好き芸人として登壇したこがけん(46)も巻き込みつつ、独特なエクササイズ動作と顔芸で会場の笑いを誘った。
こがけんは同作について「人生の中でベスト3に入るくらいめちゃめちゃ怖かったです」とし、キンタロー。も「最後はオーマイガー! ちびった。バスルーム1人で行けなくなった」と評した。さらに「リアルなのか映画なのか、最初分からないくらい感情移入しちゃう。私も43歳なんで、女性が生きてたら感じ得てしまう周りからの評価とかもあって。(作品に)入り込んで泣いちゃうシーンもあってたまらなかった」と振り返った。
同作の内容にちなみ「自分の“バージョンアップ版”」について聞かれると、こがけんは「めがねもかけていて大阪に常にいらっしゃる…。僕の上位互換はくいだおれ人形ですかね。僕より知名度ありますし」とぽつり。一方キンタロー。は「ちびっ子に対して影響力のある人間になりたい。なのでバージョンアップしたらなまはげですね。怒れる大人が減ってきた」とし、なまはげ風の顔芸を披露。こがけんはすぐさま「その顔やるためだけの呼び水じゃん」とツッコミを入れた。
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