印パ応酬「強く懸念」＝林官房長官

　林芳正官房長官は７日の記者会見で、インド軍によるパキスタン領内攻撃に強い懸念を示し、「南アジアの平和と安定のためインド、パキスタン双方が自制し、対話を通じて事態を安定化させることを強く求める」と述べた。

　林氏は４月２２日にインド北部で発生したテロを「断固として非難する」と強調した上で、「今回の事態がさらなる報復の応酬を招き、本格的な軍事紛争にエスカレートすることを強く懸念している」と語った。