
【写真】25回目の来日に共演者と笑顔を見せるトム・クルーズ
シリーズ第8弾の本作は、イーサン・ハント(トム)がAI「エンティティ」に翻弄されながらも、仲間たちと世界を救おうと奮闘する姿を描く。この日は共演したヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督も出席し、MCは関根麻里が務めていた。
前日に行われた上映会で、日本のファンとともに初めて本作を鑑賞したトムは「本当に美しい体験だった」と回想「字幕の作業が終わったのが2日前くらい。こういう映画を作るには本当に長い時間がかかるし、詳細にこだわって、全ての協力が必要となる」としたうえで「日本人のファンの皆の反応を見たけど、素晴らしかったよ」と満足げな表情を見せた。
「非常に大きな感動だったし、私とマッキューは観客のために映画を作っている。ああいった反応を見ることができるのは夢なんだ」と語ったトムは「映画に没頭してほしい。昨日のことは忘れないよ。日本の観客のみんなに感謝したい」と呼びかけた。この日は字幕翻訳家の戸田奈津子氏も来場しており、本作の字幕に対する感謝を述べたトムは「実は誕生日も一緒なんです」と笑顔を見せて拍手を送っていた。
改めて最新作について、トムは「シリーズのすべてをこの作品に織り込んでいる」とコメント。子供の頃にたくさんの夢があったとしたうえで、映画制作ができることについては「当たり前のことだと思わない」「人生を捧げているんだ」と熱い思いを語った。
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