アルピーヌのリザーブドライバーを務めるフランコ・コラピント BWTアルピーヌF1チームは、2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPから第11戦オーストリアGPまでの5戦において、ジャック・ドゥーハンの代わりにフランコ・コラピントを起用すると発表した。
コラピントはアルゼンチン出身で、現在21歳。ウイリアムズの育成ドライバーであり、昨年のイタリアGPでローガン・サージェントに代わってF1にデビューした。その後ウイリアムズとアルピーヌの合意のもと、今年1月にアルピーヌと複数年契約を結んでリザーブドライバーに就任した。
チームの発表によると、コラピントが出場するのは5戦で、第7戦エミリア・ロマーニャGP、第8戦モナコGP、第9戦スペインGP、第10戦カナダGP、第11戦オーストリアGPとなっている。カーナンバーは『43』を使用するということだ。
グランプリへの出場が決まったコラピントは、次のようにコメントを発表した。
「まず最初に、次の5レースで競争力のある走りをする機会を与えてくれたチームに感謝したい。次のイモラと、間違いなく激しく、全員にとって大きなチャレンジとなるだろうトリプルヘッダーに向けて準備をするために、チームと協力して懸命に作業をするつもりだ。僕は鋭さを保ってきたし、エンストンでのシミュレーターだけでなく、チームのレースサポートをするテストプログラムをして、準備は整っている」
「早くスピードを発揮し、ピエール(・ガスリー)とともに最高の結果を出せるよう全力を尽くすつもりだ」
なおドゥーハンは引き続きチームにとどまり、コラピントが出場する期間はリザーブドライバーを務めるということだ。
https://twitter.com/AlpineF1Team/status/1920010748731834545
[オートスポーツweb 2025年05月07日]