『The Phoenician Scheme』Courtesy of TPS Productions/ Focus Features ©2025 All Rights Reservedウェス・アンダーソン監督の最新作『The Phoenician Scheme』(原題)が9月19日(金)より公開されることが決定した。
本作は第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されており、すでに大きな注目を集めている。
主演はベニチオ・デル・トロが務め、ミア・スレアプレトン、マイケル・セラ、リズ・アーメッドらウェス組初参戦のキャスト、そしてウェス作品常連となる、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、ジェフリー・ライト、ルパート・フレンド、ホープ・デイヴィス、そして物語の重要なカギを握る人物にベネディクト・カンバーバッチと豪華キャストたちが競演する。
物語は、ベニチオ・デル・トロ演じるヨーロッパの富豪、ザ・ザ・コルダが娘で修道女のリーゼル(ミア・スレアプレトン)を後継人に任命したところから始まる。新しいビジネスのための出資を募るため、ヨーロッパを旅する間に様々な事件(特にザ・ザ・コルダ自身の暗殺計画も含む)に巻き込まれていく、というブラックコメディ。
物語後半では、ベネディクト・カンバーバッチ演じるアンクル・ヌバーとザ・ザ・コルダの決死のバトルも繰り広げられるなど、一瞬たりとも見逃せない作品になっている。
この度公開された場面写真では、プライベート・ジェットに乗るザ・ザ・コルダと修道女リーゼル、そしてコルダの息子たちの家庭教師、ビョルンの姿が。
優雅にくつろいでいるが暗殺者に命を狙われているからか、ザ・ザ・コルダの額には傷跡も見える。また、ウェス・アンダーソンらしさを感じられるセットと色使いもうかがえ、期待が高まる。
『The Phoenician Scheme』(原題)は9月19日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)