トム・クルーズ、『ミッション』シリーズ最新作アクション撮影の裏側を明かす

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2025年05月07日 17:10  クランクイン!

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『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』来日記者会見イベントの様子
 ハリウッド俳優のトム・クルーズが7日、都内で開催された映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』来日記者会見に出席。過酷なアクション撮影の裏側や、30年続くシリーズへの思いを語った。

【写真】大きく胸元の開いたミニドレスで登場したポム・クレメンティエフ

 シリーズ第8弾の本作は、イーサン・ハント(トム)がAI「エンティティ」に翻弄されながらも、仲間たちと世界を救おうと奮闘する姿を描く。この日は共演したヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー監督も出席し、MCは関根麻里が務めていた。

 トムは「マッカリー監督やキャスト、スタッフ全員が才能あふれる人で、全力投球してくれた」と撮影を回想。プロペラ機の上でのアクションに関しては「とてつもないスピードだから、風圧がすごいんだ。翼の上を歩くのは物理的に困難なんだよ」と至難の業だった様子で「呼吸さえできないから、工夫しながら意識的に呼吸したよ。ものすごく体力を奪われるんだ」と振り返った。

 そして水中でのスタントに関しては「一緒に潜ってハンドシグナルで話しながら演出してもらったんだ」とマッカリー監督とともに潜水したことを明かした。過酷な撮影について、トムは「実際に現場に行かないと、うまくいくかどうか分からない。でも絶対にあきらめない。これだけははっきりしていたよ」とコメント。

 その後、自身のエネルギー源は何なのか問われると「情熱と愛なんだ」「目標を常に持っている。山を登り続けて頂を作っていく。チャレンジが大好きなんだ」と返答。「人生は冒険。恐怖はないのかと聞かれるけれど、もちろんあるよ。いろんな感情があるけど、それは構わない。いいと思う。とにかく前進する。それが僕なんだ。人々のことが好きで、人々を楽しませることが好きで、どれだけ光栄な立場にいるか、当たり前に思わないようにしている」と俳優としてのスタンスを明かした。

 1作目の時点で、シリーズが30年続くことを想像していたか問われたトムは「キャリアでこれだけ長くやるとは思っていなかった」としたうえで、3作目を作ってからシリーズをさらに続けていきたいと考えたことを述懐。ちょうどその頃にマッカリー監督と出会ったことも語っていた。

 映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日公開。

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