「おつかれさま」のIUやパク・ボゴム…俳優陣が自身のSNSで第61回百想芸術大賞授賞式をふり返る

数ある韓国の授賞式の中でも特に注目を集める百想芸術大賞。その第61回授賞式が5月5日に行われ、「おつかれさま」のIUやパク・ボゴム、「ソンジェ背負って走れ」のビョン・ウソクやキム・へユンなど、名立たる俳優陣が華やかな装いで出席した。

ドラマ部門の各賞で最有力候補だった「おつかれさま」は、作品賞に加えて、ヨム・ヘランが助演女優賞、チェ・デフンが助演男優賞、そしてイム・サンチュンが脚本賞を受賞。残念ながら、ヒロインを演じたIUは最優秀演技賞（女性）を逃す結果となったが、白く輝くドレスで視聴者を魅了した。

同じく「おつかれさま」でIUと夫婦役を演じたパク・ボゴムも最優秀演技賞（男性）を受賞することはできなかったが、黒のタキシード姿でかっちりと決め、司会として会場を引っ張る役割を果たした。一緒に司会を務めたペ・スジとシン・ドンヨプとの3ショットや、「おつかれさま」キャスト陣との記念ショットを公式Instagramで公開した。

また、テレビ部門の作品賞、最優秀演技賞（男性、女性）、新人演技賞（男性）、脚本賞と多数ノミネートされた「ソンジェ背負って走れ」のビョン・ウソクは、白いタキシードと黒い蝶ネクタイ姿で登場。ピンクのキラキラとしたドレスを纏ったキム・へユンとともに人気賞を受賞し、まだまだ人気が継続していることを証明した。

映画部門の作品賞にノミネートされた『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』のキム・ゴウンは、ショートヘアに胸元が大きく開いたドレスを纏った、エレガントな装いで登場。公式Instagramで公開された写真には、当日の準備の様子から授賞式を楽しむ姿まで収められている。

そして『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』で助演男優賞にノミネートされたチョン・ヘインは、全身黒のシンプルなタキシード姿で参加。公式Instagramでは「遅い時間まで応援してくださったファンの皆様もありがとうございます」とファンへの感謝を伝えつつ、授賞式をふり返った。

他にも多くの俳優たちが、普段とは異なる衣装を身に纏って集った百想芸術大賞。主な受賞結果は以下の通りとなった。

主な受賞結果
テレビ部門
大賞　「白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜」
作品賞（ドラマ）　「おつかれさま」
演出賞　ソン・ヨンファ／「こんなに親密な裏切り者」
脚本賞　イム・サンチュン／「おつかれさま」
最優秀演技賞（男）　チュ・ジフン／「トラウマコード」
最優秀演技賞（女）　キム・テリ／「ジョンニョン：スター誕生」
助演男優賞　チェ・デフン／「おつかれさま」
助演女優賞　ヨム・ヘラン／「おつかれさま」
新人演技賞（男）　チュ・ヨンウ／「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」
新人演技賞（女）　チェ・ウォンビン／「こんなに親密な裏切り者」

映画部門
大賞　ホン・ギョンピョ／『ハルビン』撮影監督
作品賞　『ハルビン』
監督賞　オ・スンウク／『リボルバー』
脚本賞　シン・チョル、パク・チャヌク／『戦と乱』
最優秀演技賞（男）　チョ・ジョンソク／『パイロット』
最優秀演技賞（女）　チョン・ドヨン／『リボルバー』
助演男優賞　ユ・ジェミョン／『幸せの国』
助演女優賞　スヒョン／『満ち足りた家族』
新人演技賞（男）　チョン・ソンイル／『戦と乱』
新人演技賞（女）　ノ・ユンソ／『聴説（チョンソル）』



（伊藤万弥乃）