トム・クルーズ「私たちの映画は全て観客の皆さんのためにある」 『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』来日記者会見

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2025年05月07日 17:50  エンタメOVO

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トム・クルーズ(左)とクリストファー・マッカリー監督 (C)エンタメOVO

 映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の来日記者会見が7日、東京都内で行われ、主演のトム・クルーズ、サイモン・ペッグ、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイビスと、クリストファー・マッカリー監督が出席した。

 昨日、都内の映画館で行われたプレミア上映を観客と共に鑑賞したトム。上映終了後に日本では珍しいスタンディングオベーションが起きたことについて、「マッカリー(監督)と私は、『デッドレコニング』『ファイナル・レコニング』、そして『トップガン マーヴェリック』を7年かけて共に製作してきた。完成までに多くの時間と労力が必要だったが、だからこそ昨夜の上映は私たちにとっても特別なものになった。観客と一緒に映画を見て、その反応を直接感じることができたことに感動した」と振り返った。

 続けて、「私たちの映画は全て観客の皆さんのためにある。作品が受け入れられることが私たちの夢。笑顔を届け、心を明るくし、まるで別世界に旅をしたような気持ちにさせたい。昨日の夜のことは一生忘れない。日本の観客の皆さん、本当にありがとうございました」と語りながら何度も頭を下げた。

 また、「映画への情熱と愛、それこそが私の原動力。夢を持ち、それをかなえるために行動する。それが私の信念」と語り、マッカリー監督やキャスト、観客への感謝の言葉を繰り返し述べた。

 本シリーズが自らにとって特別なものである理由として、「最初の『ミッション:インポッシブル』は私が初めてプロデュースを手掛けた映画であり、動きの探求や異文化の表現を追求できる場でもあった。スタントを通じて自分を試し、学び、成長することができた」と明かした。

 さらに、「映画製作はもはや仕事ではなく自分そのもの。4歳のときに映画を作りたいと思い、世界を旅し、さまざまな文化に触れたいと願った。飛行機を操縦し、パラシュートを使い、バイクや車を運転し、さらには武士の剣術まで学びたいと思った。そうした夢の全てが、創造という形で映画の中に込められている。撮影現場でも常に観客の笑顔を思い浮かべながら取り組んでいる。それこそが私の最大の喜びであり、人生そのもの」と語った。

 本作は5月23日から日米同時公開の予定だったが、17日から22日までの先行上映が決定。詳細は各劇場の公式サイトなどで確認できる。




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