メルセデス・ベンツ、主力のCクラスに魅力的な価格の選択肢“スポーツ”と“ラグジュアリー”を追加設定

1

2025年05月07日 19:20  AUTOSPORT web

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

メルセデス・ベンツの現行『Cクラス』に、スポーティなスタイルとウッドトリムを採用し、戦略的価格を両立した“Sports(スポーツ)”と、快適装備が標準仕様で愉しめる“Luxury(ラグジュアリー)”のふたつの個性が新登場
 昨年10月には第3世代MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を搭載するなど、熟成の進むメルセデス・ベンツの現行『Cクラス』に、スポーティなスタイルとウッドトリムを採用し、戦略的価格を両立した“Sports(スポーツ)”と、快適装備が標準仕様で愉しめる“Luxury(ラグジュアリー)”のふたつの個性が新登場。4月24日より予約注文の受付が開始されている。

 いずれの世代でも、世界のDセグメントモデルの“基準”を打ち立ててきたCクラスのうち、セダンとステーションワゴンのC200とC220dというガソリン、ディーゼルの量販グレードに設定された今回のモデルは、AMGラインエクステリア/インテリアや、ナイトパッケージを纏ったスポーツと、上質な本革シートやブルメスター製3Dサラウンドサウンドシステムやパノラミックスライディングルーフを搭載したラグジュアリーのふたつのトリムが追加設定された。

 従来よりCクラスで人気の高かったAMGラインパッケージを標準としたスポーツは、スターパターングリルを筆頭にブラックアクセントが施されたナイトパッケージも新たに追加し、スポーティな装いに磨きを掛けたエクステリアに。そのうえで、スポーツサスペンションや、ナッパレザーの本革巻きスポーツステアリング、スポーツシート(レザーARTICO/MICROCUTシート)なども標準仕様となり、スポーティな走行が愉しめる装備が充実している。

 脚元を引き締める18インチアルミホイールは、ディッシュ部分がブラックに塗装された新デザインとなったほか、インテリアにはウッドトリムを新たに採用し、スポーティさのなかに都会的でスタイリッシュな雰囲気が感じられる1台に。装備をすべて標準仕様としながら、同等装備品を選択した従来のCクラスよりも戦略的な価格を実現したアフォーダブルかつ、高いバリューを感じさせるグレードとされた。

 一方のラグジュアリーでも、同じく有償オプションが多数標準装備となり、AMGラインエクステリアやスターパターングリルを装着したほか、従来モデルよりサイズアップした19インチのアルミホイールを新たに設定。インテリアでも3色から選択可能な上質な本革シートが標準装備となり、ブラックオープンポアウッドインテリアトリムを新たに採用したことで、本革シートとウッドトリムの質感がマッチした心地よい室内空間が演出されている。

 さらに快適性を高める装備として、前述のパノラミックスライディングルーフやブルメスター3Dサラウンドサウンドシステム、そしてシートヒーター機能を含む運転席・助手席シートベンチレーターなど、ワンランク上の移動時間を愉しめる装備も充実している。

 さらに安全なドライブをサポートするセーフティビジョンパッケージも標準装備となり、ヘッドライト片側で100万画素以上のプロジェクションモジュールを制御し、前走車や対向車に対する眩惑を抑えながら、より広い範囲を高精度で照射するDIGITALライト(ウルトラハイビーム付)や、アダプティブハイビームアシスト・プラスといったドライバーの負担を軽減する装備を標準で採用している。

 この新グレードが設定されるC200とC220dのパワートレインは、前車がエンジン単体で204PS(150kW)、300Nmを発生する1.5リッターの直列4気筒直噴ガソリンターボの『M254』を。後車が2リッターのクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン(170PS/400Nm)の『OM654M』を搭載。ともにエンジンとトランスミッションの間に配置されるハイブリッドシステムのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)によるブーストが可能となっている。

 ボディカラーでは標準仕様のポーラーホワイト(ソリッド)のほか、有償オプションのメタリックカラーを3色から選択可能なスポーツが735万〜778万円に。同じく有償オプションのメタリックを8色から選択可能で、全9色となるラグジュアリーは898万〜935万円(すべて税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610

メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

[オートスポーツweb 2025年05月07日]

    ニュース設定