元フジ渡邊渚さん「自分に寄ってくる人はみんな詐欺師なんじゃないかと…」PTSDの現状に言及

一昨年7月から病気療養中で、昨年8月末でフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さん（28）が7日、YouTubeチャンネル「【公式】REAL VALUE」にMCとして出演。REAL VALUEのCOO水畑裕貴氏（36）と対談した。

水畑氏が対談の中で、過去にうつ病に罹患（りかん）した過去を告白すると、渡邊さんが反応。「私もPTSD（心的外傷後ストレス障害）だったので、うつ病に近いので、もう1回信じてみようって気持ちにまだ今、なれてない」と告白した。

続けて「自分に寄ってくる人はみんな詐欺師なんじゃないかと思っちゃったりもしちゃうし。うさん臭い人ばかりじゃないかって、疑い深くなっちゃって。このままだと誰とも仕事できなくなっちゃうなとか」と現在の心境を明かした。

渡邊さんはフジ退社後に、1人で起業をしている。「誰か社員を入れようと思っても、この人本当に信頼できる人なのかな？っとかってなっちゃってて無理なんですよ」と語った。

水畑氏から「PTSDは結構治ったんですか？」と単刀直入に聞かれた渡邊さんは「一応、そこそこは治っているっていう感じなんですけど」と返答した。

慶大卒の渡邊さんは20年にフジテレビに入社。アナウンサーとして「めざましテレビ」や「ぽかぽか」などの人気番組を担当していたが、23年7月から体調不良で療養。病名は公表していなかったが、昨年10月1日の投稿で「PTSD」（心的外傷後ストレス障害）を患っていたことを公表した。

1月末には初フォトエッセー「透明を満たす」を出版。2月から公式サイトを開設。公式メンバーシップ「Lighthouse」の月額費は1500円、入会金は500円（ともに税込み）としている。6月25日に初写真集「水平線」(集英社)を発売。チバテレビのルールなし情熱応援型バラエティー番組「昨日のアレ観の裏観」（金曜午後11時半）でフジ退社後、初の地上波番組のMCとして出演。