オコエ瑠偉、増田大輝両選手を書類送検 オンラインカジノで賭博容疑

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2025年05月08日 11:26  毎日新聞

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毎日新聞

警視庁=本橋和夫撮影

 オンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁保安課は8日、プロ野球・巨人のオコエ瑠偉(27)と増田大輝(31)の両選手を単純賭博容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で判明した。2人は任意の事情聴取に容疑を認めていたといい、警視庁は起訴の判断を検察に委ねる「相当処分」の意見を付けた。


 捜査関係者によると、オコエ選手の書類送検容疑は2022年7月と23年5月の2回、スマートフォンを使って、海外で運営されているカジノサイトにアクセスし、賭博をしたとしている。増田選手の書類送検容疑は24年10〜11月、同様の方法でカジノサイトで賭博をしたとしている。


 両選手は「ワンダーカジノ」や「コニベット」というカジノサイトでブラックジャックやバカラ賭博などをしていたとみられる。


 オコエ選手は約700万円賭けて、収支は約450万円のマイナスだった。増田選手は約300万円賭けて、収支は約230万円のマイナスだった。


 読売巨人軍によると、両選手は2月20日、球団がオンラインカジノの利用者は自主的に申告するよう呼びかけた直後に、自首したいと申し出たという。


 読売巨人軍は「2人は『(プロ野球の)開幕前に自らの過ちを正しておきたかった』と述べ、オンラインカジノの違法性を認識しないまま興味本位で利用したことを深く後悔している。今後の検察庁の判断等を踏まえつつ、適切に対処してまいる」とコメントした。


 プロ野球選手らの違法なオンラインカジノの利用を巡っては、日本野球機構(NPB)の内部組織「日本プロフェッショナル野球組織」が3月、利用していた8球団16人に総額1020万円の制裁金(罰金)を科すと発表している。【菅野蘭】



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