『CITY THE ANIMATION』あらゐけいいちワールド全開　キャンバスいっぱいに描かれた手描きのキービジュアルが公開

『日常』（KADOKAWA）などの作品で知られる漫画家・あらゐけいいちの作品『CITY』。本作が2025年7月に『CITY THE ANIMATION』としてアニメ化される。2025年3月には第1弾となるPVも公開された。

参考：【画像】手描きで緻密に再現されたあらゐけいいち『CITY』の世界

　そんななか5月5日にはアニメ公式Xアカウント（@city_anime_info）にて本作のキービジュアル第2弾が投稿され、原作ファンを中心に話題となっている。

　このたび投稿されたキービジュアルは作品の舞台となる街（CITY）が描かれたイラストだ。洋食マカベや本官の交番など、作中で登場する名物スポットが描かれている。

　本作の主要キャラクターであり、モンブラン大学に通う女子学生・南雲たちの住むアパート・モクメセイ荘も描かれており、その屋根にはオババの姿もーー。

　作品のあらゆる要素が詰まったキービジュアルの投稿に対して、日本のみならず、あらゆる言語で書かれた感想が寄せられた。

　また、このキービジュアルはアニメ公式サイトでも公開されている。南雲・にーくら・わこはもちろん、真壁家の面々。安達太良の父や母、安達太良博士、達太・良太・かもめ・うみ・そらなど、広大なCITYの中から各キャラクターを検索することのできる仕様となっている。

　原作において、とある秘密を隠しながら関係を深めていく雨飾えり（通称えっちゃん）と真壁まつりも描かれている。えっちゃんの手には（おそらく）チーズボエゲエの姿も。また劇団テカリゴケ主幸・光岳と団員たちも5人（匹？）もれなくいる。「いい人」もいる。

　ちなみに本作はキャンバスに描かれた手描きのイラストであることも公式Xアカウントにて明かされている。デスクいっぱいに広がる大きさキャンバスに描かれた細やかなイラストは多くのファンを驚かせた。

　手描きイラストということで、読者・視聴者が「#アニメCITYぬりえ 」も企画されている。自分だけのオリジナル”CITY”が作れそうだ。

『CITY THE ANIMATION』は2025年7月6日より放送予定。本稿を制作している時点で放送までのカウントダウンは60日を切っている。アニメ『日常』の放送開始から14年が経った今年。本作が再び大きな注目を集めることは間違いない。

（文=加藤かづき）