ラグビー「リーグワン」で2連覇を目指す東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)が、平常心で1位通過を決める。
最終節の横浜キヤノンイーグルス戦(10日、東京・秩父宮ラグビー場)に向け、8日は府中市内で調整。埼玉パナソニックワイルドナイツと同じ勝ち点66で首位(埼玉を勝利数で上回る)となっており、3トライ差以上をつけてボーナス点を得られれば、自力で1位通過となる。勝利でも埼玉の結果にかかわらず、2位以内は確定。上位2チームは、6チームが参加するプレーオフで準決勝から登場となり連戦を避けられる。
NO8で先発するリーチ・マイケル主将(36)は「自分たちにフォーカスして強い状態で18節を終えたいと思います。とにかく自分たちが積み上げたラグビーを精度良くやりたい。(状況は仲間も)言わなくても知っていると思います」と静かに闘志を燃やした。
相手の横浜はプレーオフ進出の可能性が消滅しているが、今季限りでの現役引退を表明しているフランカーの嶋田直人(33)がゲーム主将として先発する。BL東京で控えから出番を待つプロップ小鍜治悠太(26)は「僕(横浜のメンバー)だったら『(シーズン)最後に出し切ろう』となる。正直、怖いです。相手はそういう力を発揮してくる可能性が高いけれど『自分たちはいつも通り勝てるようにしよう』と言っています。最後に連戦は大変なので、ここは勝ち抜きたいです」と誓った。【松本航】
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