
【写真】小木茂光が本田響矢の上官役「親代わりとして、妻とともに愛と希望を持って2人を見守ります」
西香はちの同名漫画を実写化する本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメ。
小木が演じるのは瀧昌の上官で、柴原郁子(和久井映見)の夫・邦光。瀧昌の父親と同じ艦に乗っていたことがあり仲が良かった邦光は、両親を幼い頃に亡くした瀧昌を気にかけていた。その後、柴原家にお世話になることになった瀧昌は、邦光の紹介でなつ美との縁談が決まり、結婚する。
小木と芳根との共演は、2024年4月期放送の木曜劇場『Re:リベンジ‐欲望の果てに‐』以来、1年ぶり。本田とは初共演となる。小木は本作のオファーを受けて、「今年は昭和100年。区切りの年に私の父親が生まれた頃の昭和にタイムスリップさせていただけるなんて、とても光栄に思います」と喜びを語り、「厳しい海軍士官の規律の中、実の息子のように育った瀧昌さん、そして妻となった、なつ美さん。親代わりとして、妻とともに愛と希望を持って2人を見守ります」と視聴者にメッセージも寄せた。
前原が演じるのは、なつ美と瀧昌が初めて訪れる「テーラークサカベ」の店主。瀧昌は背広を持っていないことを上官の邦光に話すと、「背広ぐらい作りなさい」と言われ邦光から教えてもらった「テーラークサカベ」へ初めての背広を作りに行くことに。そのお店を訪れた際、最初に姿を現す小さな店員(?)・昭平を湯本が演じる。昭平はなつ美と瀧昌が店に入ると、ピンと背筋を伸ばし、本物の店員さながらに「いらっしゃいませ!」と元気にあいさつ。店主である父親が不在の間は昭平が店主で、一人前のテーラーだと言う。メジャーを手に持ち、瀧昌の背中に乗って採寸を始めるが…。そして、瀧昌と昭平のやりとりが、なつ美の“妄想が暴走”へと変わる―?
前原が木曜劇場に出演するのは、2020年7月期放送の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ)以来、約5年ぶりとなる。なお、本田や湯本との共演は初となる。前原は本作の出演について、「平成や令和よりは昭和寄りの顔なので、この作品の世界観に入れるのがうれしかったです」と心を躍らせ、「芳根さんがいろんな部のスタッフの方とコミュニケーションを取りながら現場をとても明るい空気にしてくれていたので、少しの時間でしたがとても楽しく撮影できました」と芳根との撮影を終えての感想も語った。
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湯本は、「オーディションの合格を聞いた時は、めちゃくちゃうれしかったです!! はやく撮影に行きたいな、とワクワクしていました」と胸を弾ませ、「撮影に向けて、テーラーのお仕事について調べたり、採寸をする練習をたくさんしました!」と役作りも明かした。
小島が演じるのは、なつ美が参加した海軍士官の妻たちが集まる「花筏(はないかだ)の会」のメンバー・秋山潤子。浮かない表情で会に参加していた潤子に気付いたなつ美は、潤子に話しかけるが、「夫のこと、ちゃんとわかってる?」「過去を知ることは大事。それぐらい知らないと、ちゃんとした夫婦とは言えないでしょ?」と言われてしまい、なつ美は潤子の言葉で不安が募る。そして、潤子が放った言葉の意味とは…? 多彩な表情で視聴者を楽しませる芳根と透明感と切なさあふれる演技で魅(み)せる小島の2人の初共演シーンに注目したい。
なお、小島が木曜劇場に出演するのは初となる。小島は本作の出演について、「原作を以前から知っていたのですが、日常生活の繊細な描写が昭和レトロな世界観をより身近に感じられてステキだなと思っていましたので、うれしかったです」と心境を明かし、「優しく温かいとてもかわいらしいドラマに少しでもスパイス的なものを加えられていたら良いなと思います」と言葉をつづった。
筒井が演じるのは、海軍士官の妻たちが集まる「花筏(はないかだ)の会」の会長・橋本光子。懐は広いが、海軍の妻としての立ち居振る舞いに厳しく、少し面倒な一面もある。また、芳森芙美子(山本舞香)の伯母で、独身の芙美子の結婚を気にしており、芙美子にお見合いを勧めるが…。
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ドラマ『波うららかに、めおと日和』は、フジテレビ系にて毎週木曜22時放送。
小木、前原、湯本、小島、筒井のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■小木茂光
――本作のオファーを受けて
「今年は昭和100年。区切りの年に私の父親が生まれた頃の昭和にタイムスリップさせていただけるなんて、とても光栄に思います。実際に撮影に入ってみて、本田響矢さん演じる真っすぐな瀧昌さんが、ものすごくほほ笑ましく、芳根京子さん演じるなつ美さんとステキな“めおと”になるのだなと感じました。厳しい海軍士官の規律の中、実の息子のように育った瀧昌さん、そして妻となった、なつ美さん。親代わりとして、妻とともに愛と希望を持って2人を見守ります」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「当時の現実社会は悪い方向に向かって行ってしまったけれど、人々は心豊かな麗しい生活を築いていたのだろうと思えます。そんな世界観に浸って下さい!」
■前原滉
――本作のオファーを受けて
「平成や令和よりは昭和寄りの顔なので、この作品の世界観に入れるのがうれしかったです。今回僕が演じさせていただく役は、優しい空気をまとっている人物なのかなと台本を読んで思いました。衣装や美術がすごくステキだったので、変に作り込んだりしなくてもその世界に入ることができたのでスタッフさんには感謝です。そして、芳根さんがいろんな部のスタッフの方とコミュニケーションを取りながら現場をとても明るい空気にしてくれていたので、少しの時間でしたがとても楽しく撮影できました」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「少しの間、この世界に参加できてうれしかったです。なつ美さんと瀧昌さん、お2人がどうなっていくのかテーラーの店主も僕自身も楽しみだなと思いました! どうか皆様もぜひご覧くださいませ!」
■湯本晴
――本作のオファーを受けて
「オーディションの合格を聞いた時は、めちゃくちゃうれしかったです!! はやく撮影に行きたいな、とワクワクしていました。昭平は、元気で明るくて、テーラーのお仕事が大好きです。撮影に向けて、テーラーのお仕事について調べたり、採寸をする練習をたくさんしました! 撮影はとっても楽しくてあっという間でした。芳根さんとは撮影で使う小道具についてお話したり、本田さんとは海軍の帽子がかっこいいね、とおしゃべりをしました」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「3話もすごくすごーく面白いので、ぜひ見てください!」
■小島藤子
――本作のオファーを受けて
「原作を以前から知っていたのですが、日常生活の繊細な描写が昭和レトロな世界観をより身近に感じられてステキだなと思っていましたので、うれしかったです。私のシーンは断片的でしたので、実際に撮影現場の雰囲気を見たり、監督の言葉を聞いてから役について考えようと思いました。感情の機微に気をつけなければいけないキャラクターで短い時間でどこまで表現できるのか緊張しました。そんな中、“花筏(はないかだ)の会”のシーンでは女性陣が多く、休憩中も明るい声が飛び交っていて華やかでした。以前ご一緒させていただいたことのある方たちともお会いできてうれしかったですし、安心感のある現場で楽しかったです」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「優しく温かいとてもかわいらしいドラマに少しでもスパイス的なものを加えられていたら良いなと思います。ぜひご覧ください」
■筒井真理子
――本作のオファーを受けて
「私が演じるのは海軍の妻たちによる“花筏(はないだか)の会”の会長ということで、彼女の言動の中に当時の社会や世相が反映される役だと思いました。なので、作品自体の世界観は、朗らかでかわいらしいものですが、その柔らかさの中にも妻たちが背負っていた責任と時代背景がほんのりとにじみ出て、深みを出せたらと思います。芳根京子さんが主演ということでこの作品を楽しみにしていました。共演は映画『累‐かさね‐』以来ですが、いろいろなところで彼女の活躍を見てかわいいなぁと目を細めていました。この作品でまた共演できるのがとてもうれしいです」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆様へメッセージ
「芳根京子さん演じるなつ美と本田響矢さん演じる瀧昌さん。ふたりの物語を毎週楽しみに最後まで見届けて下さい」