ヨルダンのフセイン皇太子(左)と握手する石破茂首相=8日、首相官邸 石破茂首相は8日、ヨルダンのフセイン皇太子と首相官邸で約20分間会談した。パレスチナ自治区ガザ情勢や中東和平について議論し、引き続き連携していくことを確認した。
首相は「地域の安定の要であるヨルダンと連携し、(パレスチナとイスラエルが共存する)『2国家解決』や、地域の平和と繁栄に引き続き取り組む」と強調。近隣国からの邦人退避を巡る支援に謝意を示した。
皇太子は経済改革を含む日本の支援に謝意を示し、「(今後の)邦人保護などの協力を惜しまない」と語った。