2025年F1中国GP (左から)アルピーヌF1チームの代表を務めたオリバー・オークスとエグゼクティブ・アドバイザーのフラビオ・ブリアトーレ アルピーヌF1のエグゼクティブ・アドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、火曜日にチーム代表のオリバー・オークスが突然辞任したのは、彼との不和が原因であるとの憶測をきっぱりと否定した。
2024年7月にブルーノ・ファミンの後任としてチームに加入したオークスは、2025年シーズン開幕からわずか6レースで辞任し、当面はブリアトーレが彼の役割を引き継ぐことになった。
この突然の辞任発表の翌日、アルピーヌは、今後5レースでジャック・ドゥーハンに代えてリザーブドライバーのフランコ・コラピントを起用することを公表した。そのため、今回のドライバー交代が、ブリアトーレとオークスの間に摩擦を生んだのではないかとの推測が持ち上がった。
これを受け、インスタグラムへのアルピーヌとの共同投稿のなかで、ブリアトーレは憶測に真っ向から対抗し、不和があったとの主張を否定した。
「この24時間というもの、オリ(オリバー・オークス)の辞任の決断は意見の相違によるものだとか、我々の見解が異なっていたからだとか、誤ったことが多く語られてきた。これは完全に誤りであり、真実には程遠い」とブリアトーレは述べた。
「私とオリは非常によい関係を築いており、このチームをともに前進させるという長期的な野心を持っていた。我々はオリの辞任の要請を尊重しており、それを受け入れた」
「その理由はチームとは関係がなく、個人的な性質のものだ」
その投稿において、オークスもコメント、辞任は個人的な決断であると強調した。
「エンストンの全員を率いることができたのは光栄だった。素晴らしいチームであり、素晴らしい場所だ」
「辞任は私の個人的な決断だ。フラビオは私にとって父親のような存在であり、私がこの役職に就いてからずっとサポートしてくれ、機会も与えてくれた」
「2026年に向けて夢を叶えるべく、全員の準備ができている。私はエンストンを信じている」
エグゼクティブ・テクニカルディレクターのデイビッド・サンチェス、レーシングディレクターのデイブ・グリーンウッド、スポーティング&ストラテジー・ディレクターのリチャード・ロックウッドらとともにチームを率いるブリアトーレは、アルピーヌの前進に対するコミットメントを再確認した。
「すでに整っている強力な経営陣とともに、私はチームにさらに深く関わり続けるつもりだ」とブリアトーレは述べた。「今シーズンに順位を上げるために、そして2026年に向けて準備をするために、我々は懸命に取り組んでいく」
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[オートスポーツweb 2025年05月08日]