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漫才コンビ「メッセンジャー」黒田有(55)が8日放送のカンテレ「旬感LIVEとれたてっ!」(月〜金曜午後1時50分=関西地区)に出演。大阪・関西万博で問題となっている、喫煙所不足の問題について私見を述べた。
万博の会場内は基本的に禁煙で、喫煙所は現在、東ゲートの外に2カ所あるのみ。喫煙者からは、数の少なさや移動の不便さを訴える声も出ているという。
特に海外パビリオンのスタッフらからは「遠すぎる」といった不満の声があがり、パビリオンの裏側のエリアで喫煙し、吸い殻をポイ捨てするといった行為も問題となっている。
大阪府の吉村洋文知事(49)は取材に対し、新たに西ゲート付近への喫煙所の設置や、関係者用の喫煙所を設置する方針を明かし、ルールの徹底を呼びかけている。
番組でこの問題を取り上げると、喫煙者の黒田は「いま、タバコを吸う人間自体が“悪の権化”みたいな言われ方をされていますので…」と肩身の狭い思いをしていることに言及。
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「ただ、たとえば飛行機の中で10時間、海外に行くのに(喫煙できない)といった時に、人間っていうのは結構我慢できたりするんですよね。着いた瞬間のタバコのうまさっていうのは、また格別なもんがある」
その一方で、パビリオンスタッフからの不満に「(喫煙所が)行ったらあると思ったら、陰で吸っちゃう人もたくさんいると思うんですよ。吉村さんが作るっておっしゃってるんやったら、そこで期待するしかないですよね」と述べた。
非喫煙者の北斗晶(57)は、「ダメだって言いすぎるから、ああいう人(ポイ捨て)が増えちゃう」と指摘。多くのテーマパークで、景観に配慮しながら喫煙所を設置しているケースがあることに触れ、「ポイ捨てされるんだったら、きちんと作ったほうが私はいいと思う」と語った。
また、黒田が新幹線車内の喫煙ルームの廃止への不満を漏らすと、非喫煙者の青木源太(42)や北斗から「席が1個でも多いほうがいい」「近くだと、(ドアが)開いた瞬間ににおいが…」と意見が。
黒田は「(番組の)スタッフが喫煙者が多いから、みんな寄ってきて、俺に全部言わせて、俺だけ集中砲火浴びさせて…。(スタッフが)『言え、言え』みたいな顔してるけど」と、スタッフの意見を代弁させられていると主張して笑いを誘っていた。
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