スーパー耐久富士公式テストでST-2クラスの2台の外観に変化あり

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2025年05月08日 22:10  AUTOSPORT web

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2025スーパー耐久富士公式テスト KTMS GR YARIS
 5月8日、静岡県の富士スピードウェイでENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONEの公式テストが行われた。ST-2クラスは第1戦もてぎ以来の登場となったが、第1戦を制したKTMS GR YARIS、4位のHonda R&D Challenge FL5はこの公式テストに第1戦と異なる外観で登場した。

 2025年は富下李央菜/鈴木斗輝哉/平良響というトリオで参戦しているKTMS GR YARISは、2024年、2022年のST-2クラスチャンピオンチーム。長年チームはホワイトをベースに濃いブルーを主体としたカラーリングとなっていたが、5月8日の富士公式テストでは、ブラックと明るいブルーを主体としたカラーリングに変更された。

 変わったのはカラーリングだけではない。車体自体に変更はないが、前後がGRヤリスの後期仕様に変更された。またフロントまわりには、後期仕様についている純正のサブラジエター、オイルクーラーを流用した。なお同クラスの13号車ENDLESS GR YARISは今季から新車であるため第1戦から後期仕様。またST-QクラスのGR Yaris DAT Racing Conceptも後期で、これでスーパー耐久に参戦するGRヤリスは全車が後期モデルの外観となった。

 また、今回は石垣博基/尾藤成/木立純一/野尻智紀という顔ぶれで参加した2023年クラスチャンピオンチームのHonda R&D Challenge FL5は8日のテストでフロントバンパーだけがブラックの外観で登場した。これはVARIS製の新しいフロントで、テストとして装着。他のシビック・タイプRと比較すると非常にアグレッシブな外観となっている。カラーリングされたものもぜひ見てみたいところだ。

 こういった市販車にも直結するエアロの変化なども楽しめるのもスーパー耐久の良さのひとつ。富士24時間での各車の外観も楽しみにしたい。

[オートスポーツweb 2025年05月08日]

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