北村有起哉、強烈な長セリフに反響「この国に未来ないよ」“怒らない若者”に言及 視聴者「間違ってない」

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2025年05月08日 23:20  ORICON NEWS

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『いつか、ヒーロー』第4話(C)ABCテレビ
 俳優・桐谷健太が主演を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系日10ドラマ『いつか、ヒーロー』(毎週日曜 後10:15)第4話が4日に放送され、北村有起哉が放った長セリフが「間違ってない」と反響を集めた。

【動画】『いつか、ヒーロー』若王子公威(北村有起哉)の強烈な長セリフ

 同作は、金も無ければ仕事も無い、元児童養護施設職員のアラフィフ男・赤山誠司(桐谷)が、夢を失くしたかつての教え子たちとともに、腐った巨大権力相手に痛快な復讐劇を繰り広げる。『離婚弁護士』『ハゲタカ』『コード・ブルー』などの社会派ドラマを生み出してきた脚本家・林宏司氏による5年ぶりのオリジナル作品。

 何者かに襲われ、20年後に目を覚ました赤山が、樋口ゆかり(長濱ねる)らかつての教え子たちと再会。一方で、謎めいたキャラクターが暗躍し、ストーリーは予測不明。伏線も散りばめられ、考察も盛り上がっている。

 第4話では、ドリームグループ会長の若王子公威(北村有起哉)には、東都テレビの政治記者・西郡十和子(板谷由夏)がインタビュー。「若者が生きにくい現状をどう受けとめているか?」と聞かれ、それまで真剣な顔だった若王子が録音を止めて一転、満面の笑み。「しょーがないじゃん!」と切り出すと、一気にまくし立てた。

 「だってさ、この国に未来ないよ。子どもは生まれないわ、ジジババはどんどん増えるわ、イノベーションは起きないわ、非正規雇用で人件費削られまくりだし。若い人さ、そりゃ生きられないよ。でも、皆さ、声をあげないのがいいよねー。ハハッ、いやこれこそね、教育の成果だよ、賜物だよ。今の人たちさ、大きな声あげたり、騒いだりするの一番嫌うじゃない。ビビッて誰も怒んないじゃん。そのくせ自分だけは違うなんて思ってるでしょ?サイコー!まじサイコー!いやいやいやいやいや、お前だって!殺されかけてんのお前だって気づけって!だからさ、もうスマホばっか見てんなよ、後ろから急にガツンとやられるから振り返れって!」

 このシーンは、ドラマ公式SNSでも公開。若王子は怪しげなキャラクターとして描かれているが、視聴者からは「若王子、ま、言ってることはあってるw」「いや〜目が覚めるセリフでしたね」「若王子、ここで言ってることは間違ってない」「十和子もあまりの声の大きさと、威圧感に圧倒されている。でも新聞記者として何ひとつ反論出来ない。何故なら言っている内容にほぼ間違いがないからだ。たとえ反論しても、何倍にもなって返ってくるのは目に見えている」など、感想が寄せられている。

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