SixTONESジェシー(28)が8日、都内で主演ミュージカル「ビートルジュース」(9日から、東京・日生劇場など)取材会に出席した。
88年に公開されたティム・バートン監督の映画が原作で、19年に米ブロードウェーで初上演。コメディー作品を得意とする福田雄一氏が演出を手がけ、アレンジを加えた日本オリジナル版。23年にもジェシー主演で初演され、大好評を博したユニークな一作だ。
ジェシーは白塗りのメークで、死後の世界の厄介者でバイオエクソシスト(追い出し屋)の「ビートルジュース」を演じる。再演に「うじぇしかったです」と、自身の名前を混ぜる定番のギャグで喜びを表現。「全国の皆さんに見ていただきたいという気持ちが初演の千秋楽で湧きました。僕個人では、ずっとやり続けていきたいので非常にうれしいと思いました」と心境を語った。SixTONESのメンバーや周囲からも反応があり「『どんどんモノにしていくね』『ジェシーしかできないね』という言葉をもらった」と回想。端々に自信を宿らせた。
再演は2年前の初演期間中に“内定”していたことも明かされた。福田氏は「(公演が)終わって1週間後にジェシーがカンパニーのみんなを飲み会に召集して、ジェシーが『日本全国のみんなが見るまでやり続ける』と酔っぱらって言ったらしいんです。そこで多分正式決定です」と裏側を告白。ジェシーも「もちろん覚えてます」と即答。早い段階から再演に向けて前向きだったという。
「ビートルジュース」のユーモラスな振り切った役柄は、バラエティー番組でも活躍するジェシーのハマり役と絶賛する声も多い。福田氏も「日本の役者さんでジェシーにしかできない」と太鼓判を押す。自身の元には、初演を鑑賞したミュージカル俳優たちから「すごいおもしろかったけどすごいくやしい」という感想が多く届いたという。「なぜかというと、『これはジェシーしかできないから悔しい』と言っていた。ふざけて成立する役は他にないです」と認めた。
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再演の計画は早くから浮上していたが、再々演の可能性はあるのか。ジェシーが「どうでしょうね?」と首をかしげると、福田氏は「稽古中にみんなでご飯食べているときに『次いつ明いてます?』って話したりしました」と告白。早くも実現の可能性を示唆した。
吉野圭吾(54)瀬奈じゅん(51)勝地涼(38)愛加あゆ(37)清水美依紗(25)山崎玲奈(18)も登壇した。
東京公演は日生劇場にて9〜28日まで、大阪公演は6月4〜29日まで新歌舞伎座で上演される。
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