『リロ&スティッチ』©2025 Disney実写版『リロ&スティッチ』の公開を記念して、公開同日となる6月6日(金)にアニメーション版が金曜ロードショーにて本編ノーカットで放送される。
ディズニーの人気キャラクター・スティッチ。最新技術によって、モフモフさが表現されたスティッチの姿や、舞台となるハワイの壮大な自然の映像などが公開され、公開前から注目を集めている。
アニメーション映画は、ハワイに住んでいる両親を亡くした姉妹と、地球へ逃亡してくるエイリアン・スティッチとのふれあいを描いた作品。動きを緻密に捉えた波の動きや、水彩画タッチで描かれるハワイの景色なども魅力。米アカデミー賞の長編アニメーション部門にもノミネートされた。
今回の放送を前に、注目ポイントを3つ紹介!
■物語の舞台はハワイ&宇宙
ハワイのカウアイ島に住む、事故で両親を失くしてしまった姉妹。妹のリロは、想像力が豊かでマイペースな5歳。周りからは、変わり者と思われ馴染めず、独りぼっち。年の離れた19歳の姉ナニは、両親に代わりリロを育てるが、わんぱく具合に手を焼いている。
ナニはリロとの2人暮らしを続けようとするも、福祉局から目を付けられ、リロは施設に連れていかれそうに。そんなとき、宇宙からカウアイ島に不時着したのがスティッチ。天才科学者ジャンバの遺伝子実験で生まれた試作品であり、銀河連邦によって追放処分になるところを、地球に逃亡してきた。
そんなスティッチを、リロは犬と間違え飼うことに。行く先々でトラブルを起こすスティッチだが、2人の間にはかけがえのない絆が徐々に生まれていく。しかし、スティッチを確保しようとする、銀河連邦が忍び寄り…。
■やっぱりスティッチ!
見どころはまず、人気キャラクターのスティッチ。青色の体、大きな耳、そして愛くるしい目…そのカワイイ見た目とは裏腹に、実は凶暴で破壊本能を持つ6本足のエイリアンという設定。
予測不能な行動で周囲を混乱させるスティッチだが、自分には家族が居ないことに気づき、寂しさを感じていく。しかし、リロとの出会いを通して、オハナ(ハワイの言葉で、広い意味での家族のつながり)という大切なものを知り、次第に心を開いていく。
スティッチの魅力を語る上で欠かせないのが、日本語吹き替え版でスティッチの声を務めている山寺宏一の名演。コミカルなシーンでの獣のようなハイテンションな演技から、感動的なシーンでの繊細な感情表現まで、その神技は必見。
■姉妹を応援したくなる
突然、事故で両親を亡くしてしまった姉妹。手のかかる年頃のリロを上手く育てることができず、福祉局に「妹さんを、君から離して保護するべきだ」と告げられてしまうが、なんとか別々に暮らすのを避けようとする。
一方リロは、周りと馴染めず友達がなかなかできない。ついナニに迷惑をかけてしまうリロだが、リロもナニが無理をしてなんとか親代わりに振舞ってくれていることも知っている。スティッチの活躍に目が行きがちだが、見ていて応援したくなる姉妹。そこには、大人もハっとさせるドラマが込められている。
<あらすじ>
ハワイのカウアイ島に住むリロは、親のいない5歳の女の子。姉のナニと二人暮らしの彼女は、友達もなく孤独な日々を送ってた。
ある日、リロは不思議な生き物と出会い、スティッチと名づけて家族にする。しかし、スティッチは手のつけられない暴れん坊でリロとナニを困らせてばかり。実は、スティッチは宇宙からの逃亡者で、遺伝子実験で“創られた”エイリアンだった。
リロの寄せる愛情が理解できず、行く先々でトラブルを巻き起こすスティッチ。それでもリロはスティッチを見捨てなかった。「スティッチは家族(オハナ)。家族ならいつまでも一緒だよ」。リロの言葉は愛を知らないはずのスティッチの心を少しずつ開いていく。
しかし、2人の間にかけがえのない絆が生まれたそのとき、運命は彼らを永遠に引き裂こうとする…。
金曜ロードショー『リロ&スティッチ』は6月6日(金)21時〜日本テレビ系にて放送。
実写映画『リロ&スティッチ』は6月6日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)