大綬章親授式を終え、記念写真に納まる受章者=9日午前、皇居・宮殿東庭 春の叙勲の大綬章親授式が9日、皇居・宮殿「松の間」で行われ、天皇陛下が外国人5人を含む受章者19人に勲章を手渡された。
出席したのは、桐花大綬章の菅直人元首相(78)、大島理森元衆院議長(78)、旭日大綬章の荒井正吾元奈良県知事(80)、山田啓二元京都府知事(71)、長嶺安政元最高裁判事(71)ら。
受章者を代表し、大島氏があいさつ。天皇陛下は受章者を前に「長年それぞれの務めに励まれ、国や社会、また人々のために尽くしてこられたことに対し、深く感謝致します」と述べた。
陛下は英語でもあいさつした後、受章者に歩み寄り、一人一人と言葉を交わした。

大綬章親授式に出席した受章者に声を掛け、握手される天皇陛下=9日午前、皇居・宮殿「松の間」