『岸辺露伴は動かない 懺悔室』邦画初、世界遺産・ヴェネツィアでのオールロケを捉えたメイキングPV解禁

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2025年05月09日 12:10  クランクイン!

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映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』場面写真 (C)2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
 高橋一生が主演する映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』より、邦画初となる世界遺産・ヴェネツィアでのオールロケの様子を捉えたヴェネツィアメイキングPVが到着した。

【動画】「岸辺露伴」史上最難関の映像化、この地だからこそ、実現―! ヴェネツィアメイキング映像

 相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』。本作は高橋一生を主演に迎えドラマ化されたシリーズの劇場版最新作。

 漫画『岸辺露伴は動かない』シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる“全編ヴェネツィアロケ”にて撮影、「岸辺露伴」史上最大スケールで完全映画化を実現した。映画オリジナルのエピソードを追加し、時空を超えて続く「呪い」に満ちたサスペンスが「岸辺露伴」史上最高のスケールで描かれる。

 「前回(『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』)が黒だとすると今回は赤です」。公開されたメイキングPVは、主人公の岸辺露伴を演じる高橋一生がこう語るシーンから始まる。

 その言葉通り、後ろに見える屋敷の壁は“赤”だ。続いて、露伴の担当編集であり、バディとして本シリーズに欠かせない存在となっている泉京香役の飯豊まりえは、「イタリアのスタッフと今までの露伴をずっと一緒にやってきたんじゃないか? と思うほどでした」と現地スタッフとの抜群のチームワークについて振り返る。

 また、懺悔室で露伴に恐ろしい告白をする謎の男・田宮役の井浦新は、自身も原作ファンゆえに「朝、支度が終わって一生くんの露伴が目の前に現れた瞬間に、あっ…露伴だ!! と思っていました」と、高橋がふんする露伴との対面に毎日感激していたことを明かし、シリーズに加われた喜びをあふれさせた。

 「どこもかしこも絵になりすぎていいものが撮影できているという実感がありました」と語るのは、美しき仮面職人・マリア役の玉城ティナ。世界遺産の街・ヴェネツィアでの撮影だからこそ岸辺露伴の世界観で思い切り芝居をすることへの喜びを話した。

 ほかにも撮影の合間、役柄からは想像できないような和やかさで談笑する、呪いをかけた浮浪者・ソトバ役の戸次重幸と、試練に挑む男・水尾役の大東駿介の姿や、高橋のおちゃめな一面が垣間見える貴重なNGテイクも。「岸辺露伴」という作品に対する愛に溢れたキャストとスタッフの、真剣だがチームワークの良さが画面越しにも伝わってくるメイキング映像となっている。

 かつてナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい広場”と称した、ヴェネツィアを象徴するサン・マルコ広場や原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会などイタリアの名だたる名所が登場し、その街並みや映り込んでいる絵画など映像美は圧巻だ。

 そんなヴェネツィアでの撮影を、渡辺一貴監督は「誰もが思い浮かべるようなヴェネツィアの風景だけではなくかつて使われていた要塞や元兵舎の廃墟など、現地の人でもあまりいかないような場所で撮影できたことも印象的でした。ああいう場所のほうがかえって『露伴』の世界にはピッタリくるので、それが作品にもプラスになっていると思います」と振り返る。

 映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、5月23日より公開。
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